内容説明
論文や報告書の作成には、資料の収集や整理、文章作成、論理的な思考、ストーリーの組み立て、対人関係やコミュニケーションなどの知的活動がかならず伴っている。本書は、文章作成に限らず、これら知的活動全般に言及した読物。数式の表現法の部分を除けば、文科系の人にもたいへん有益な内容。これから論文や報告書を書かなければならない人にとっては、絶好の一冊。各章末には、理解を深めるための練習問題も収録。
目次
第1章 論文とは何か
第2章 論文の構成法
第3章 日本語の作文技術
第4章 論文の投稿
第5章 発表の方法と心得
第6章 資料の管理法
著者等紹介
高木隆司[タカキリュウジ]
1940年広島市生まれ。東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。理学博士。現在、東京農工大学大学院教授。形の科学会・元会長。学会誌「FORMA」編集長。長年、「形」に関する学際的な活動に従事。また「論文作成法」の指導には定評がある
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