裏切りの血統

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裏切りの血統

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  • サイズ B6判/ページ数 454p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784562028665
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0023

内容説明

中東の独立を守るために…共産主義革命を実現するために…イギリスの上流家庭に生まれながら、それぞれの信念を貫き、祖国を売った父子。そこに流れるのは裏切りの血なのか、それとも理想への道を突き進まずにはいられない男の熱い血潮なのか…「アラビアのロレンス」と肩を並べる父、セント・ジョン・フィルビィ、現代史上、もっとも注目すべきスパイと呼ばれ、スパイ史上に輝かしい足跡を残した息子、キム・フィルビィ。二重スパイと呼ばれた父子の、けっして知られることのなかった実像を鋭く描き出す感動のノンフィクション。

目次

その系譜 1855~1915年
名声を求めて 1917~1919年
反乱 1919~1924年
裏切り者 1924~1932年
宮廷にて 1930~1934年
幼い息子 1932~1934年
ロックハートとハウスホーファー 1934~1939年
戦争 1939~1940年
二重スパイ化工作 1940~1942年
戦時軍事情報機関XB 1941~1944年〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sasha

3
イギリスのみならず西側諸国に衝撃をもたらした二重スパイ「ケンブリッジ・ファイブ」。そのなかのひとり、キム・フィルビィとその父セント・ジョン・フィルビィの祖国への裏切りに至る軌跡を綿密に描いたノンフィクション。イギリス国家としてはふたりの裏切り行為は許容出来ないのだろうが、何があろうと自身の思想・信念を貫いたこの親子の意志の強さには感服する。ふたりの視点から考えれば祖国イギリスこそが誤っていたんだろうな。2015/05/18

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