出版社内容情報
《内容》 医療従事者には、専門的知識・技術だけでなく倫理的態度が強く求められている。そこで、生命倫理の基盤となる各種倫理綱領・宣言を理解することが重要になる。倫理綱領や宣言には必ず契機となる社会的出来事が存在する。本書では、その史的経緯がわかるよう、分野別・年代順に整理し、理解を助ける解説を加える。
内容説明
科学や医療技術の進展にともない様々な倫理的諸問題が生じてきた。それによって、医療従事者には、専門的知識・技術だけでなく倫理的態度が強く求められている。そこで、倫理的態度を培う一助として、生命倫理の基盤となる各種倫理綱領・宣言を理解することが重要になる。倫理綱領や宣言には必ず契機となる社会的出来事が存在する。本書では、各種倫理綱領・宣言の史的経緯がわかるよう、分野別・年代順に整理し、理解を助ける解説を加えた。
目次
1 看護師の職業倫理
2 医療における人権に関する倫理
3 患者の権利に関する倫理
4 医師の職業倫理
5 コメディカル等の職業倫理
6 倫理に関連するその他の書
著者等紹介
石井トク[イシイトク]
岩手県立大学看護学部・看護学研究科教授。横浜市生まれ。法政大学法学部卒業。博士(医学)。看護師・助産師免許取得。千葉大学看護学部・研究科助教授、広島大学医学部・医学系研究科教授を経て、1998年より現職。看護倫理学・母性看護学の第一人者。医事法学・生命倫理学分野でも活躍
野口恭子[ノグチキョウコ]
岩手県立大学看護学部・看護学研究科講師。東京都生まれ。広島大学大学院医学系研究科修士課程修了。修士(保健学)。千葉大学看護学部卒業後、助産師として6年の臨床経験後、広島大学医学部助手を経て、1999年より現職。生命倫理の教育と研究に従事している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。