SystemCによるシステム設計

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  • サイズ A5判/ページ数 235p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784621071441
  • NDC分類 007.61
  • Cコード C3055

内容説明

C言語ベースのシステム設計を行うためには、単に設計言語の習得だけではなく、抽象度の高い「システムモデリング」の理解が必須である。本書はデータフローモデリングやトランザクションレベルモデリングおよびそのモデリングの基礎となるインタフェースやチャネルの概念を、豊富な実例とともに解説する。同時に、SystemC言語の基礎についても、従来のHDL設計と対比させながら、ていねいに解説する。

目次

1 イントロダクション
2 SystemCの基礎
3 計算モデル
4 SystemCによる古典的ハードウェアモデリング
5 機能モデリング
6 パラメータ化モジュールとチャネル
7 インタフェースとチャネル設計
8 トランザクションレベルモデリング
9 通信の詳細化
10 テストベンチ、トレース、デバッグ
11 総括と今後のSystemC

著者等紹介

Gr¨otker,Thorsten[GROTKER,THORSTEN][Gr¨otker,Thorsten]
ドイツのAachen工科大学にて電子工学の博士号を取得後、信号処理統合システム研究所にて研究員として勤務。1997年にSynopsys社に入社し、現在はSystem‐Level Design Automation Groupにてエンジニアリングマネージャーを務める

Liao,Stan[LIAO,STAN][Liao,Stan]
米国Massachusetts工科大学にて電子工学と情報工学の博士号を取得。1996年にSynopsys社に入社し、現在はAdvanced Technology Groupのプリンシパルエンジニアとして勤務

Martin,Grant[MARTIN,GRANT][Martin,Grant]
カナダのWaterloo大学にて数学(順列組合せ論および最適化)の学士号および修士号を取得。その後スコットランドのBurroughs Machines社、カナダのNorthern Telecom社のBell‐Northern研究所を経て現在は米国Cadence Design Systems社のBerkeley研究所のFellowを務める

Swan,Stuart[SWAN,STUART][Swan,Stuart]
米国Stanford大学にて電子工学の学士号を取得。Valid Logic Systems社、Zilog社を経て1991年にCadence Design Systems社に入社、現在はSystem Design and Veriffication groupのシニアアーキテクトとして勤務

柿本勝[カキモトマサル]
ソニー入社後、EDA技術の開発に従事。内製EDAツールの開発やHDL設計手法の導入実用化を担当してきた。現在、C言語ベースのシステムレベル設計環境の構築に従事している。JEITA(旧EIAJ)EDA技術委員会、IEC/TC93/WG2/ALR委員会など設計記述言語を中心にEDA技術の標準化に関わってきた。現在は、JEITA半導体技術ロードマップ委員会で技術ロードマップの作成に携わっている
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