出版社内容情報
13歳の少年セオの夢は、法廷弁護士。ある日、セオの友人が強盗事件で逮捕された。裕福な悪友はすぐに留置場を出ることができたが…。無実の友を救うため、セオが大活躍!現代アメリカが抱える保釈金問題と、貧困格差の闇に挑む。グリシャムのリーガル・エンターテイメント!
内容説明
セオの親友、ウッディの元気がない。強盗事件に関わり、留置場に入れられたウッディ兄弟。本当に罰を受けるべきなのは、誰か?セオが法のしくみの闇にせまる!全世界が注目する法廷ミステリー。
著者等紹介
グリシャム,ジョン[グリシャム,ジョン] [Grisham,John]
1955年、アメリカ・アーカンソー州生まれ。10年間の弁護士勤務をへて、これまでに小説を20作品以上、ノンフィクション、短編集を発表し、ミリオンセラー作家となる。作品の多くは30カ国以上で翻訳され、代表作に『法律事務所』『ペリカン文書』『依頼人』(小学館文庫)などがある。ハリウッド映画のヒット作品原作も多数あり、全世界で人気を誇る
石崎洋司[イシザキヒロシ]
1958年、東京都生まれ。児童書作家、翻訳家。出版社勤務の後、『ハデル聖戦記』で作家デビュー。児童書・YA作品多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ゆにす
6
もう7巻なのでそれぞれのキャラ立ちがはっきりしていて、今回も楽しめました。少年法とか保釈金とかどこの国も難しいのだな。少年裁判所ボランティアというのが興味深かったです。セオのお父さんが活躍するお話も書いてほしい。2021/08/17
izw
3
少年弁護士セオのシリーズ7冊目。セオの親友ウッディが、強盗事件に関わったとして兄弟で留置場に入れられる。保釈金を用意するのが難しく、しばらく拘留されたままになる。一緒に逮捕された、そして最も罪を追うべきトニーは金持ちなので翌日釈放されている。保釈金制度に対する矛盾・疑問を露わにしていく。まだ純粋に正義を信じる少年の目を通しての主張だからこそ、慣習として継続されている制度の矛盾・不具合を鮮明にできるのかな、と改めて思った。2021/09/05
けいか
1
親友のために頑張りまくったセオ! このシリーズはやっぱり面白い。 保釈金問題など法律や裁判の仕組みについてこれまでより深いところまで考え始めたセオがこれから先どんな道を進んでいくのか楽しみ。 毎度の動物裁判も登場。今回は可愛い動物だったwまた相変わらず、学校より裁判所に行きたい!なんで僕が裁判にでられないんだー!って言ってるセオにちょっと笑った。2021/06/22
HDiceKH0829
0
6巻までと比べて少し内容が減ってきたかな…?と思ってしまったけど、しかし相変わらず安定の面白さです。最初の巻から引っ張っているあれやこれやの謎は解明されないままだから、まだ続くのだろうなあ。2022/04/03
Taku Kawaguchi
0
セオの事件簿の7巻です。なんか、切れがない感じです。いつまで続くのかなあ、終わるのかなあ?まっいいですけれど。2022/02/23