環境と健康―誤解・常識・非常識 信じ込んでいませんか?

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  • サイズ B6判/ページ数 194p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784621070734
  • NDC分類 519
  • Cコード C0040

内容説明

環境・健康問題に関する誤った報道などにより、読者が誤解している可能性のあるものを採録。市民が、環境と健康についての誤解を解き、常識を持って情報の正しさを判断し、非常識な報道は批判する。これが、環境問題の真の解決への近道である。

目次

リサイクルを完璧に行えば環境問題は解決する(リサイクル信仰の誤解)
紙のリサイクルはエネルギーの節約になる(リサイクル信仰の誤解)
紙のリサイクルにホッチキスは障害になる(リサイクル信仰の誤解)
紙のリサイクルの本当の敵(リサイクル信仰の誤解)
世の中にはビニールがあふれている(リサイクル信仰の誤解)
ミネラルウォータは、水道水よりも安全である(水道水に関する問題)
海洋深層水から作ったミネラルウォータは健康によい(インチキ水商品?どこまで本当?)
現在の環境は、親が経験した環境よりも悪い(安全・危険の誤解)
水道水の水質は、このところ悪化している(水道水に関する問題)
浄水器を通すと水は安全になる(水道水に関する問題)〔ほか〕

著者等紹介

安井至[ヤスイイタル]
東京大学生産技術研究所教授。工学博士。1945年東京生まれ。68年東京大学工学部卒業。73年同大学大学院博士課程修了。90年東京大学生産技術研究所教授。96年東京大学国際・産学共同研究センター、センター長併任、97年全国産学連携センター協議会会長、1999年より現職へ復帰。現在、中央環境審議会総合政策部会臨時委員、科学技術・学術審議会技術・研究基盤部会臨時委員、厚生労働省独立行政法人評価委員などを務める
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あきぴー@武蔵国

1
評価:★★★★☆  私のように環境を喰い物、もとい環境に関する仕事や勉強をしたことのある人間にとっては、あまり役に立つような本ではない。しかし、環境や健康に対して不安を抱いている方、環境保護に関する活動をしている方には一読をお奨めする。 内容を一言で書けば、「環境問題のリスク程度を簡単に説明し、そのリスクに対する対処の方向性を示す。」と言う事になるだろ。 マスコミや市民団体は、ハザードだけを強調し、絶対的安全を求める(ハザード管理とでもいうのだろうか)。2007/05/15

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