内容説明
環境・健康問題に関する誤った報道などにより、読者が誤解している可能性のあるものを採録。市民が、環境と健康についての誤解を解き、常識を持って情報の正しさを判断し、非常識な報道は批判する。これが、環境問題の真の解決への近道である。
目次
リサイクルを完璧に行えば環境問題は解決する(リサイクル信仰の誤解)
紙のリサイクルはエネルギーの節約になる(リサイクル信仰の誤解)
紙のリサイクルにホッチキスは障害になる(リサイクル信仰の誤解)
紙のリサイクルの本当の敵(リサイクル信仰の誤解)
世の中にはビニールがあふれている(リサイクル信仰の誤解)
ミネラルウォータは、水道水よりも安全である(水道水に関する問題)
海洋深層水から作ったミネラルウォータは健康によい(インチキ水商品?どこまで本当?)
現在の環境は、親が経験した環境よりも悪い(安全・危険の誤解)
水道水の水質は、このところ悪化している(水道水に関する問題)
浄水器を通すと水は安全になる(水道水に関する問題)〔ほか〕
著者等紹介
安井至[ヤスイイタル]
東京大学生産技術研究所教授。工学博士。1945年東京生まれ。68年東京大学工学部卒業。73年同大学大学院博士課程修了。90年東京大学生産技術研究所教授。96年東京大学国際・産学共同研究センター、センター長併任、97年全国産学連携センター協議会会長、1999年より現職へ復帰。現在、中央環境審議会総合政策部会臨時委員、科学技術・学術審議会技術・研究基盤部会臨時委員、厚生労働省独立行政法人評価委員などを務める
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感想・レビュー
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