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内容説明
仕事なし、彼氏なし、元アイドルのアラサー女子。夜は男性との「ノルマ飯」、仕事もタフにこなしているつもりが、ある日突然、駅のホームで足が動かなくなった。そして、赤の他人のおっさん(56歳)と暮らすことに―。読めば心が少し軽くなる、元SDN48の実録私小説。
著者等紹介
大木亜希子[オオキアキコ]
ライター。2005年、ドラマ『野ブタ。をプロデュース』(日本テレビ系)で女優デビュー。数々のドラマ・映画に出演後、2010年、秋元康氏プロデュースSDN48として活動。その後、タレント活動と並行し、ライター業を開始。2015年、しらべぇ編集部に入社。2018年、フリーランスライターとして独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
キク
56
「タレント本だし、タイトルがピークだろうな」と思ったけど、すいません、偏見でした。面白かったです。SDN48としてセンター曲もあり紅白にもでた元アイドル。卒業後はライターとして、昼は「もとAKB系のアイドルなんですぅ♡」と営業して、夜はハイスペック男子と「ノルマ飯」をこなす。充実した日々のはずなのに、ある日駅のホームで「バチン」という音が頭に響き、数十分歩けなくなる。僕はゴツくてムサイいヤロウとして生きてきたので、綺麗な女性として生きるということが全然わかっていない。赤裸々なアラサーへの焦りが新鮮だった。2023/04/04
ま
16
なんだか生き辛そうな人。自分で自分を苦しめてるというか…関係性は他になくておもろいけどタイトル以上の中身は感じられなかったかな。2021/12/30
雪だるま
13
アイドルにあまり興味がないので筆者の事は知らなかったけど、元アイドルが書いたという事で特に期待もせずに読んだ。アイドルを辞め、会社勤めをしていた筆者がある日突然足が動かなくなり会社に行けなくなってしまう。心を病んでしまい、勤めを辞めて収入が無くなってしまったためにおっさん=ササポンとルームシェアをすることになる。このササポンがとっても素敵。さり気ない言葉や行動が程よく筆者の心を支え、癒していく。文体もとても読みやすく面白かったです。#NetGalleyJP2019/12/13
今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン
12
贅肉のない、達者な文章。ササポンなる人の存在に、矢部太郎の大家さんを連想してしまいました。ほとんどファンタジーなレベルの存在との出会い、僥倖によって生み出された作品。出会いがなければ有りえなかった作品。出会いはギフトだろうけど、それをアウトプットする力があってこそだろうな。その力のある人のもとにどこぞからギフトは届けられるのかもしれない。2020/01/18
LNGMN
10
挫折からの再生という意味ではちょっとしたおとぎ話のような筋ですが、軽快な文章で楽しく読めました。映像化されそうなキャッチーさでした。2021/09/30
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