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現代社会の倫理を考える〈6〉科学の倫理学

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  • サイズ B6判/ページ数 178p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784621070543
  • NDC分類 150.8
  • Cコード C1312

内容説明

わが国を代表する科学哲学者にして、科学が生み出す倫理問題にも強い関心をもつ筆者が、科学研究の具体的な事例を離れた「抽象的な」倫理ではなく、近年大きな問題を投げかけている盗作事件、捏造事件など様々な事例を取り上げて、具体的に「科学の倫理」「科学者の倫理」を論じる。研究者必読の書。科学に関心をもつ一般読者向け、大学テキストとしても最適。

目次

発見と発明
先取権争い
盗作
捏造
科学者の職責
科学的知識は何のために
科学者の社会的責任
科学者の政策関与
遺伝と統計のはざまで
20世紀の優生学

著者等紹介

内井惣七[ウチイソウシチ]
1943年香川県生まれ。京都大学工学部および文学部卒業。1971年にミシガン大学Ph.D.京都大学人文科学研究所助手、大阪市立大学助教授などを経て、現在、京都大学大学院文学研究科教授、科学哲学科学史担当。空間時間論、進化論、確率論など科学哲学のハードコア部分の研究に加えて、科学と社会とのかかわりにも関心をもつ
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