内容説明
PR(パブリックリレーションズ)の力で世の中を動かす!広報の仕掛け人。プロフェッショナルはここまでやる。9つのストーリー。
目次
第1章 スターバックスコーヒージャパン×電通パブリックリレーションズ―強いパートナーシップで「スターバックス」ブランドをともに築く
第2章 ドール×電通ヤング・アンド・ルビカム×プラチナム(ベクトルグループ)―バナナで世界にひとつの「トロフィー」を東京マラソン2014で提供
第3章 ニューカレドニア観光局×キャンドルウィック―「天国にいちばん近い島」からの脱却へ若年女性の心をつかめ
第4章 大分県×オズマピーアール―「外の目線」生かし魅力を発信地域ブランディングで地方を元気に
第5章 川崎市×フルハウス―「川崎モデル」でブランド戦略始動PR発想で誇れる地域をつくる
第6章 東北大学×博報堂―災害科学の研究者とPRの専門家が二人三脚でつくった「防災手帳」
第7章 コンカー×井之上パブリックリレーションズ―「PRドリブン経営」で日本に新たな市場を切り開く
第8章 国立精神・神経医療研究センター×ココノッツ―記者と研究者を強固に結びつける「メディア塾」がもたらした効果
第9章 赤十字国際委員会×スパイスコミュニケーションズ―アフリカの人道危機を分かりやすくマンガの力で世界に発信
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ニッポニア
40
広報は転換期を迎え、次の段階へ。PR会社が大きな影響力を持ち、仕掛ける技に乗るだけ、から脱却へ。以下メモ。広報で、深いコミュニケーションを取ることを意識。自治体PR動画が地域ブランディングの領域でヒットする。情報メディアは外だけでなく、内の人に向けられなければならない。災害の広報で、災害を体験していない人の視点を取り込む。組織にある広報に対する苦手意識、払拭すれば広報が楽しくなる。国際問題を盛り込んだ新しい漫画、ジャーナルコミックは、日本ならではのコンテンツ。広告はフィクション、PRはノンフィクション。2023/05/03
わった
12
いろんな業界のいろんな仕掛人が出てくるので、参考になる箇所はどこかにあるはず。規模が大きいので、中小にとってすべてが参考になるとはならないかもしれませんが、どこかでヒントは埋まっていると思います。大変勉強になる一冊でした、2018/02/09
山のトンネル
5
事例本2022/10/28
_apojun_
4
図書館本。 大きくもアピールできる点もない普通の会社の採用を担当していることもあって、学生に会社をアピールする際の参考になるような情報がないかと思って読んでみました。 全体的にプロジェクトXの広報特集みたいな感じで、参考にできるようなことはなかったけど、プロモーションの裏側みたいなものを垣間見ることはできました。 でも、やっぱりセンスが必要なのかなぁ。2024/09/07
シロクマとーちゃん
4
パブリックリレーションズがめざすのは人々の考え方を変え、行動を起こさせること。そうした目的意識をはっきり持って取り組まれた事例を中心に紹介している。PR会社とクライアントの間でどのような調整や議論をして、進められていったかが結構掘り下げてあり、興味深い。2019/08/31
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