内容説明
伝統的なデザイン原則や、身の回りの視覚世界に潜む教訓を利用することによって、明確なコミュニケーションを達成する方法を伝授。『プレゼンテーションZen―プレゼンのデザインと伝え方に関するシンプルなアイデア』に続く第2作目。
目次
構成要素(タイポグラフィの活用;色彩によるコミュニケーション;写真や動画でストーリーを語る;データを簡素化する)
デザインの原則(スペースを活用する;狙いをはっきりさせ、焦点を絞る;調和を生み出す)
プレゼンテーション向上への道(スライドサンプル;旅は続く)
著者等紹介
レイノルズ,ガー[レイノルズ,ガー] [Reynolds,Garr]
プレゼンテーションのデザインと実施についての第一人者。スピーカー、コンサルタントとしても非常に人気がある。現在は関西外大で経営学の准教授の職にあるが、ライター、デザイナー、ミュージシャンでもある。日本において禅アートを長年研究し、Design Matters Japanのディレクターも務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なると
44
「デザイナーでない人」を対象に分かりやすく丁寧な説明がされている。サンプルのスライドも、どれもかっこよい。真似はしたいけど、私はデザイナーよって感じでわが社でやるにはやり過ぎ感があるかな~。でもこれらの要素を念頭に作成してみます。2021/02/11
ぷー
2
スライドづくりにおけるデザインのエッセンスが詰め込まれている。 改善前のスライドも一緒に掲載されているので、ここをこのように変えると、どのように見栄えが良くなるのか、どのように視認性や訴求性が上がるのかが一目でわかる。 気になったところだけしっかり読めばいいので、熟読は必要ない。2019/10/30
シチリア
1
・「和傘」のようにシンプルなデザインには機能性と美しさがある。「墨絵」のように足りるなら最小限のもので良い ・シンプルさは明確性を生み出す。本質を伝えるのに必要なことだけやるべき ・「何が言いたいのか?なぜそれが重要なのか?」 ・デザインの目的は明確性を高め、証拠を示し、人々の心をつかみ、物語を語ること ・人々の心に残るのは物語。いいデータには物語がある ・余白は人の視線を誘導し、優先順位を作り、重要点を強調する増幅作用がある ・「スライド・要素は削除可能か?」 ・見せる→話すではなく、話す→見せる2022/04/16
445
1
プレゼンテーションのデザインについて禅を通してまとめた内容になっている。 一般人向け内容となっているが、しっかりとまとめられており、わかりやすい。 参考になった部分は、棒グラフと円グラフの選択理由や、ピクチャーグラフをオススメしない理由などが使える。2020/04/26
6haramitsu
1
超斜め読み。ぜひデザイン意識したい。2018/02/22