出版社内容情報
《内容》 食中毒は恐いものだが、あまり神経質になったり、むやみに恐れすぎる必要もない。食中毒を防ぐためには、食中毒の原因やその予防法の正しい知識を持つことが大切である。食中毒は梅雨時や夏に注意しているだけでよいのか、加熱殺菌したり、冷蔵庫や真空パックで保存してあれ
《目次》
目次
はじめに
食中毒は防げる ― 恐れ過ぎず、敵をよく知る
自分の知っている食中毒予防の知識は大丈夫?
第一章 食中毒はいろいろなものによって起こる
食中毒を起こすもの
コラム 今でも発展途上国の死亡原因の上位を占める消化器感染症
微生物とはどんな
内容説明
食中毒は恐いものですが、むやみに恐れすぎることはありません。食中毒を防ぐためには、食中毒の原因やその予防法に関する正しい知識を持つことが大切です。食中毒は梅雨時や夏に注意しているだけでよい?加熱殺菌したり冷蔵庫や真空パックで保存してあれば大丈夫?本書では、今までの常識が通用しない場合もあることを指摘しながら、だれにでもできる食中毒防御法を解説します。本書を読めば、ほんの少し注意するだけで、かなりの食中毒を防げることがわかります。
目次
第1章 食中毒はいろいろなものによって起こる
第2章 細菌によって起こる食中毒が最も多い
第3章 ウイルスは冬の食中毒の主役
第4章 食中毒としても扱われることになった赤痢やコレラ
第5章 ほかにもある食品が原因となる感染症など
第6章 動物・植物がもつ毒素によって起こる食中毒
第7章 化学物質による食中毒
第8章 食中毒の予防のために
著者等紹介
篠田純男[シノダスミオ]
岡山大学薬学部教授。薬学博士。1962年大阪大学薬学部卒業。1967年大阪大学大学院薬学研究科博士課程単位取得、同年大阪大学微生物病研究所助手。1970年米国ケースウエスタンリザーブ大学研究員。1971年岡山大学医学部薬学科助教授。1978年より現職。1990年~1996年岡山大学環境管理センター長併任。1994年~1996年岡山大学薬学部長併任。2000年第18期日本学術会議会員(微生物学研究連絡委員会委員長)。2001年岡山大学大学院自然科学研究科長。研究分野は環境微生物学。著書は『The Comprehensive Sourcebook of Bacterial Protein Toxins』(Academic Press)、『環境衛生の科学』(三共出版)、『毒素産生菌とその感染症』(医薬ジャーナル社)など
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