内容説明
フラクトグラフィは、破損事故解析において事故原因の重要な証拠を提供し、破壊の研究においても、ミクロとマクロの間を埋める最重要情報源のひとつである。本書は、日本材料学会フラクトグラフィ部門委員会が30年以上にわたって蓄積してきた貴重なデータに最新の情報を加え、約1000点におよぶ図写真をまとめたものである。
目次
第1章 フラクトグラフィの意義と発展
第2章 フラクトグラフィにおけるルーチンワークと用語(フラクトグラフィにおけるルーチンワーク;フラクトグラフィ用語 ほか)
第3章 フラクトグラフィ技術(破面解析機器;破面の保存と除錆法 ほか)
第4章 各種代表的破面(静的破壊;環境破壊 ほか)
第5章 破損事故解析(破損事故解析手法;過大荷重による破壊 ほか)