内容説明
ディスプレイとハードコピーは、アナログ情報として人が直接認識できる画像を描き、メモリは特定の利用者に特有のデータをディジタル情報としてシステム側にファイルする。このような新技術は、昔からの伝統的な印刷技術の近代化にも大きな役割を果たしてきた。本書は、ディスプレイ、メモリ、ハードコピーなど、システムと人の視覚認識との間をとりもつインターフェイス画像技術の基本となる考え方を学ぶ、学生と技術者のための教科書である。
目次
1 序論(システムとは何か;画像システム;画像記録システムの変遷 ほか)
2 画像のディスプレイ(電子管ディスプレイ;液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)
プラズマディスプレイ ほか)
3 メモリ媒体と画像の読出し(半導体メモリ;分子メモリ;磁気メモリ ほか)
4 画像の記録(光記録;サーマル記録(熱モード記録)
インクジェット記録 ほか)