出版社内容情報
文化財の指定制度誕生から100年を経て、その間に指定された国宝・重要文化財約1万2千件を通覧できる、画期的な国宝・重要文化財大全集。文化庁の全面協力により、実現した記念碑的内容の全12巻。絵画、彫刻、工芸品、書跡、建造物、歴史・考古資料など各分野の文化財を網羅し、写真点数約4万点の大図版資料を収載。はるか悠久の時が育んだ伝統美のすべてを、わが国が誇る日本文化の粋を一目で総覧できる、唯一無二の大事典。
内容説明
本書は、平成九年六月までに国宝・重要文化財として指定された五百三件をすべて収録した。ただし、一括遺物のうち、同類の多数あるもの、修理中のもの、写真撮影が困難なもの等については一部割愛したものもある。構成は、文化庁作成の『国宝・重要文化財分類目録』に従った。各図版の説明は、指定名称・員数・所有者・出土地(所在地)・法量・時代の順に記載した。
目次
考古資料からみた日本文化の原点
旧石器時代
縄文時代
弥生時代
古墳時代
歴史時代
中国・朝鮮遺物