出版社内容情報
いよいよ連載500回目前!“育っちまった”子どもたちだけど、子育てはまだまだ終わらない……。大人気シリーズ待望の最新刊。
内容説明
連載10周年。息子の背が私を超えました。傑作描き下ろし「贈り物」と松本ぷりっつ「うちの3姉妹」とのコラボも収録。
目次
パレード
ドナドナ息子
てっちゃんち
みやげ話
食育
ワンページ
また夏の終わり
ナタリー
あの気持ちは
お前に伝えたい〔ほか〕
著者等紹介
西原理恵子[サイバラリエコ]
漫画家。1964年、高知市生まれ。武蔵野美術大学卒。『ぼくんち』で第43回文藝春秋漫画賞(1997)、『毎日かあさん カニ母編』で第8回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞(2004)、『上京ものがたり』『毎日かあさん』で第9回手塚治虫文化賞短編賞(2005)、『毎日かあさん』で第40回日本漫画家協会賞参議院議長賞(2011)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
林 一歩
44
本編は相変わらず....というか横綱相撲的な世界。息子さん、大きくなったね。巻末『贈り物』の叙情性は唯一無二。悔しいが泣いてしまったよ。2012/12/29
ででんでん
39
字と絵を追うのにくたびれる(加齢)が、おもしろかった。最後の「贈り物」でボロ泣き。2017/11/08
ちいかわより可愛い寺
36
もう9巻目。そりゃ子供も大きくなるわな。相変わらずの西原節だが、やっぱり外さない。ラストの漫画(知人の引きこもりの息子と妊娠した娘)が良い。いい先生ってやっぱりいるんだという事実が嬉しい。そしてやっぱり人間の愛。2013/04/10
くろにゃんこ
35
育ってきているが、だからこそのほんわり、しみじみが涙を誘う。2019/06/05
ねこまんま
34
今までなんとなく、このイラストと色遣いとセリフとのごちゃごちゃ感が好きでなく、敬遠してちゃんと読んだことなった漫画家さんだったんですが、最近ハマってます。毒々しく見える(?)のは絵だけで内容はとても温かく、愛にあふれてて、日常のごたごた満載で面白すぎます。泣かせてもくれます。私は子育て経験がないので、いろいろ新鮮。最後の話なんて、ホント西原先生はツボを心得てらっしゃるわ。2016/12/06