私的昭和史―桑原甲子雄写真集〈上巻〉東京戦前篇

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  • サイズ B5判/ページ数 335p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784620606682
  • NDC分類 213.6
  • Cコード C0072

目次

丸の内、日比谷、有楽町、永田町、九段
日本橋、神田
銀座、築地
隅田川
湯島
浅草
上野、下谷
横浜(神奈川県)
鎌倉(神奈川県)
四万温泉(群馬県)、湯沢(新潟県)
川崎(神奈川県)
浦安(千葉県)
渋谷、四谷
中井
世田谷
王子、石神井
堀切
千住、三河島、町屋

著者等紹介

桑原甲子雄[クワバラキネオ]
写真家、写真編集者。大正2(1913)年、東京市下谷区車坂町(現・台東区東上野三丁目)で生まれる。昭和6(1931)年、第二東京市立中学校(現・東京都立上野高校)を卒業後、家業の質屋に携わる。この頃、写真を撮り始める。戦後は写真雑誌の編集職に身を転じ、昭和23年から昭和49年まで、『カメラ』(アルス社)、『サンケイカメラ』(産経新聞社)、『カメラ芸術』(東京中日新聞社)、『季刊写真映像』(写真評論社)、『写真批評』(東京綜合写真専門学校出版局)編集長を歴任する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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keroppi

69
先日読んだ「東京昭和十一年」の桑原甲子雄の上下2巻にわたる写真集。上巻は、戦前編で「東京昭和十一年」と重なる写真も多い。再度見ても、やはり引き込まれてしまう。この本では、エリア別に写真がまとめられているが、まだまだ場末の盛り場的な渋谷や、賑やかなぼろ市の世田谷もある。風景と共に人間たちの生き様がそこにはあって、映画のワンシーンを見ているような気もする。表紙の写真は、2.26事件が起こった翌日、戒厳令下で隠し撮りしたものだそうだ。緊張感がみなぎっている。2020/12/19

アルクシ・ガイ

4
デジカメやスマホで、誰でも手軽に写真が撮れる時代です。でもやはり、重みが違う。甘さが、苦さが、違う。被写体は著者に撮られることを別に望んではいない。意識さえしていない場合が多いのに、桑原甲子雄のカメラを逆利用して(この言葉を使いたい)時間を超えて、見る側に強烈に訴えている。カメラを使った自動書記みたいなもんです。2017/11/03

kumonosuke

2
昔の写真は重厚感が凄い、一枚一枚が濃厚。2014/05/01

Gen Kato

0
実際には目にしたことのない時代なのだが、風景のひとつひとつ、人物のひとりひとりがいとおしい。その中に若き日の祖父母がいるような気がするせいかもしれない。2015/04/21

takao

0
ふむ2025/03/10

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