内容説明
沙羅双樹の下で最期を迎えることになった釈迦のもとには十大弟子や神々をはじめ、動物や鬼神に至るまで多くの生類がブッダのもとに集まり、その死を嘆き悲しんだといわれる。この劇的な場面はインドからアジア各国に涅槃像として伝わり、我が国にも伝えられた。瞑目、半眼、はたまたパッチリ目を見ひらいたお顔。遙か昔からアジアの人々が大切に守り伝えてきた涅槃像は実にさまざま。そんな仏様たちに居ながらにして対面できる“アジア涅槃仏紀行”が、ここに誕生した。
著者等紹介
小林正典[コバヤシマサノリ]
1949年、京都市生まれ。フリーのフォトジャーナリスト。日本写真家協会会員。日本ビジュアル・ジャーナリスト協会会員。世界中の難民、飢餓、子どもの問題を発表。1980年~2000年、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)と写真契約。1994年、国連写真家賞受賞
三友量順[ミトモリョウジュン]
1946年、東京都大田区に生まれる。東京大学大学院人文科学研究科(印度哲学)修了。Ph.D.(デリー大学)初期大乗佛教専攻。現在、立正大学社会福祉学部教授。日本大学国際関係学部・立正佼成会学林(本科)講師。伊豆の国市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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けんちゃん
18
読友さんのご紹介本。罰当たり、かつ不謹慎な発言をはじめにおわびしておきます。とにかく爆笑でした!なんてたくさんの表情があるのでしょう。どや顔あり、色っぽい顔あり、子どもが描く人物画のような顔あり…足の裏のぐるぐる模様、マニキュアつけた足の爪?…人間にとって尊敬、畏怖の念を抱く存在であると同時に、とても身近に親しむ存在でもあるのかな。涅槃像が必ず右腕を下にして横たわっているというのは、知りませんでした。2011/05/13
HIDE
6
とんでもなく大きな涅槃像もあって驚く。2012/07/04
きたむ
1
見てたら眠くなる(*´-`)木のやつが一番いいな。2014/08/20
蘇芳
1
仏様がゲシュタルトなんとかしそう。東南アジアは庶民的でいいね。2012/03/30
midnightbluesky
1
あまりにもM78星雲的。2010/05/16
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