出版社内容情報
いざ定年を迎えると「何をすればいいのか」と不安になるのはなぜだろうか。
心理学者が贈る、人生後半戦の楽しみ方・遊び方とは?
内容説明
これからは自由だ!だが「何をすればいいのか」という漠然とした不安はないだろうか。心理学者が贈る定年後の「遊び論」。
目次
第1章 定年後の自由はちょっと怖いかもしれない
第2章 定年後は遊びたくなる
第3章 私たちは情報が大好きだ
第4章 驚きで遊ぶ
第5章 曖昧さで遊ぶ
第6章 新しさで遊ぶ
第7章 変化で遊ぶ
第8章 驚きと曖昧さと新しさと変化の関係は
第9章 自分で勝手な目標を立てて遊ぶ
著者等紹介
赤井誠生[アカイセイキ]
1952年、大阪府生まれ。大阪大学文学部を卒業後、大阪大学大学院人間科学研究科教授などを経て、大阪大学名誉教授。博士(人間科学)。専門は基礎心理学、動機づけ心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tatsuhito Matsuzaki
16
【今日の一冊 #52】 「#定年後の遊び方」 (#赤井誠生・#毎日新聞出版) 著者は "大人がどのような時に一生懸命遊ぶのか" を研究してきた心理学者。 自らが定年退職を迎えて、得られた自由をどうするか?を心理学的アプローチで紹介しています。 私的には、定年にはまだちょっと早いのですが、 働くにせよ学ぶにせよ遊ぶにせよ(何もせずに過ごすにしても)、自らの意思で適度な困難さを目標に熱中できるモノごとを持って生きることが大切なんだと感じました。 2022/04/02
kanki
15
人間の本質として「遊び心」が大切。適度な困難さを設定すれば、新しい趣味を作れるのかな2023/11/09
デジ姫
11
流し読み。自由を手にしてもダラダラ過ごしたのでは意味がない。自由を有意義に過ごすには知恵も必要だと再確認。2022/08/14
ビアルコ
4
同意できる事ばかりでその通りだと思う。 しかし、自分としては新しさが発見できず、読み終えた感じがしなかった。 ハウツー本でなく、個人エッセイなら良いと思う。2022/07/15
良さん
4
アイディアが浮かぶのは、中国では、馬上・枕上・厠上というのは知っていたが、イギリスの物理学者は3B(bus・bath・bed)というのだそうだ。「枕上」は同じだね。 【心に残った言葉】遊びは知ることであると考えると、すべての遊びは純粋な学びの場になる。(173頁)2022/06/02