出版社内容情報
サンデー毎日連載単行本化第3弾。混迷深まる世界の中で私たちは何を頼りに生きてゆけばよいのか。戦争を知る世代の著者による励ましのエッセー。
内容説明
折れない、錆びない、諦めない。大谷翔平からローリング・ストーンズまで。心に刺さる108の名言。サンデー毎日連載待望の書籍化第3弾!
目次
第1章 いま、その時の言葉から
第2章 すべては一瞬だと思いたい
第3章 忘れがたい人びと
第4章 歳月を超えて
第5章 みずみずしい晩年
著者等紹介
五木寛之[イツキヒロユキ]
1932(昭和7)年9月福岡県生まれ。幼少期を朝鮮半島で過ごし47年平壌より引き揚げ。52年早稲田大学入学。57年中退後、編集者、作詞家、ルポライター等を経て、66年『さらばモスクワ愚連隊』で第六回小説現代新人賞、67年『蒼ざめた馬を見よ』で第五十六回直木賞、76年『青春の門』筑豊編ほかで第十回吉川英治文学賞、2002年、第五十回菊池寛賞、10年『親鸞』で第六十四回毎日出版文化賞特別賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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starbro
164
五木 寛之は、永年に渡って読み継けている作家です。著者曰く古今東西の千年の名言という事ですが、著者は90歳でもまだ錆びていませんが、セレクトした名言は、半分以上知らなく(私の勉強不足❓)、錆び錆びです(笑) 著者は、大谷翔平&羽生結弦&藤井壮太を三人の天才OHFと呼び、三者の言葉も評価しています。本書でも大谷翔平&羽生結弦の名言を取り上げていますが、藤井壮太未掲載は、編集者の片手落ちではないでしょうか❓ https://mainichibooks.com/books/essay/post-659.html2024/05/18
ヨハネス
5
図書館本なので帯が無く、開いて初めて名言集と知った。それでも五木さんのエッセイ集でもあるので、楽しめた。柳家小三治が二十世紀に書いた「日本人はおカネがあるったって今のうちだけですよ」が、まさに予言が当たった状況で考えさせられる。五木さんの「ニッポン、ヤスーイ」にも。日本がいい国だから外国客が来るのではない。かつて日本人が安いからと東南アジアへ行ったのと全く同じ発想なだけじゃないか。ひとつ残念なのは、取り上げている著名人が古いせいかあたしの教養不足か、知らない人が多いこと。2024/04/28
Hideichi Sekiya
1
数々の名言に関する著者なりの解説、、、登場してきた名言があまりにも多すぎてピンボケ。もっと、数を絞り込んで解説も少し長めにした方が印象に残ると思いました。2024/06/21
norio sasada
1
https://blog.goo.ne.jp/sasada/e/45395842657c025d31b699802b6cfdef2024/05/20
鎌倉駅
1
この方はいつまでこの路線で行く形なのでしょうか…… 悪意はないです💦 ただ今までの本を拝見しているので単純な興味です 失礼しました 忘れてください2024/05/18