内容説明
めぐる季節の中で出会った、美しい暮らしの風景。時代は変わっても、人の思いは変わらない。日々の暮らしを詠んだ句を、一日一句一年間、写真とたのしむ豊かなひととき―心を癒やす俳句入門!
目次
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
1月〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あきあかね
15
時代が移り変わっても、日本人の暮らしの中に密やかに、けれど確かに息づいている季節の風物。本書は歳時記の魅力を、一日一句の幅広い年代の句と、郷愁を感じさせる写真を通じて教えてくれる。 日々の暮らしの中で感じる季節の変化、ささやかな歓びや生の煌めきなどを詠んだ句が心に残った。 「美しき緑走れり夏料理」(星野立子)、「外(と)にも出よ触るるばかりに春の月」(中村汀女)、「人生の輝いている夏帽子」(深見けん二) 先日観たヴィム・ヴェンダース監督の最新作『PERFECT DAYS』という映画をなぜか⇒2025/01/13
kaz
1
多数掲載されている写真が美しい。俳句はもちろん、写真からも季節の移り変わりが感じられ、満足。図書館の内容紹介は『花吹雪、こどもの日、豆ごはん、ナイター、秋刀魚…。日々の暮らしを詠んだ俳句を、1年365日の日付に沿って、1日1句ずつ、句や季語の解説、美しい写真を添えて掲載する。「俳句αあるふぁ」掲載を加筆し書籍化』。2023/07/01