出版社内容情報
ウィズコロナの時代、一層注目の集まっている体の免疫力。
それを支えるプロバイオティクスの効能を、専門家がわかりやすく解説する。
内容説明
プロバイオティクスは、善玉菌の役割を共有することで生体に有益な効果を発揮する細菌群のことを指す。また、プレバイオティクスとは、体内の善玉菌を活性化するもので、現在は主にオリゴ糖が使用されている。プロバイオティクスの概要を知って、健康な体を手に入れよう!身近にある乳酸菌や納豆菌といったプロバイオティクスの効能を、成り立ちから概要までわかりやすく解説!
目次
第1章 プロバイオティクスの生い立ち(メチニコフのこと;現代プロバイオティクス学の始まり)
第2章 プロバイオティクスのあらまし(プロバイオティクスのあらまし)
第3章 プロバイオティクスは何にどう効くのか(ウイルス感染症;歯周病;ヘリコバクターピロリ菌感染症;除菌後胃がん;機能性ディスペプシア;便秘;アレルギー;肥満)
第4章 プレバイオティクスとは(なぜ、プレバイオティクスか;オリゴ糖;善玉菌としてのビフィズス菌そして酪酸産生菌;ケストースの新たな可能性)
著者等紹介
古賀泰裕[コガヤスヒロ]
日本プロバイオティクス学会理事長。1978(昭和53)年、九州大学医学部卒業、同大学院にて医学博士取得。1991(平成3)年、九州大学生体防御医学研究所助教授を経て、1993(平成5)年、東海大学医学部感染症部門教授。2018年、定年にて退任。引き続き、同医学部消化器内科学客員教授。1998(平成10)年に現在の日本プロバイオティクス学会を設立し、理事長として同学会の発展運営に努めている。現在はプロバイオティクスの研究開発に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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