出版社内容情報
「北朝鮮核実験」「南シナ海」「欧州テロ」をはじめ、今日の世界の紛争・騒乱を問題の背景からわかりやすく解説する。
内容説明
「北朝鮮核実験」「南シナ海問題」「欧州テロ」をはじめ、37の国と地域の紛争・騒乱を問題の背景からわかりやすく解説。この世界に蔓延する危機の深層を読み解く。
目次
第1章 アジア(朝鮮半島;尖閣諸島;竹島問題 ほか)
第2章 北米・中南米(アフガン戦争;イラク戦争;コロンビア和平合意 ほか)
第3章 ロシア・CIS(独立国家共同体)・欧州(ウクライナ紛争;チェチェン紛争;ジョージア(旧グルジア)紛争 ほか)
第4章 中東・アフリカ(パレスチナ紛争;湾岸戦争;シリア内戦 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けぴ
17
どのような問題なの? なぜ問題が起きたの? 今後どうなるの? の3段階に分けて各々の紛争が2-6ページ程度で語られている。尖閣諸島、竹島、北方領土など日本に関するアジアの問題は身近で分かりやすいが中東、アフリカの問題は民族、宗教が複雑にからみあい十分理解できたとは言えなかった。しかし、紛争がある事実すら知らなかったものも多く頭の中にその問題に対する引出を作るのに良いきっかけとなる本であった。2017/11/30
更紗蝦
14
タイトルには「紛争」という言葉が使われていますが、テロも取り上げられています。「どのような問題なのか/なぜ問題が起きたのか/今後どうなるのか」の3つの構成で解説されているので、とても理解しやすいです。かつての植民地政策や冷戦構造がいまだに影響を及ぼしている例が多いのには驚きました。2017/04/11
ののまる
7
どれも今後解決の希望は、あまりない・・・。2018/10/14
朝ですよね
2
外務省ホームページの概要以上、Wikipedia未満ぐらいのコンパクトさ。はっきり言ってわかりやすくは無いと思うが、それが重要な点でもある。改訂版を出すとしても、民族のせい、宗教のせい、代理戦争のせい、などと分かりやすい枠組みにはめ込むような内容にはしないでほしい。2022/03/10
えび
2
図書館で借りてきた。 人間はなぜ争うのだろう? 民族、宗教、資源=土地この3つが多い気がする。 そして過去の歴史によっての対立も続いている。(その原因も結構民族、宗教、資源が理由な気がする) コロナで死ぬよりももっと多くの人が紛争で死んでいる。人間を滅ぼすのはやっぱり人間かもしれないと思ってしまった。 みんなが平和を望む訳では無いのか? 平和を壊しても主張したい事は何か? 搾取されているのに抵抗したら紛争という形になったのか…まだまだ理解が必要だと思った。2020/08/07
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