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弥栄のきずな

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  • サイズ B6判/ページ数 157p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784620321981
  • NDC分類 371.56
  • Cコード C0036

内容説明

京都市立弥栄中学校。生きる力を育み、生徒を変え、教師や親や地域を変えた「弥栄流」人権教育。葛藤しながら自らの境遇を受け入れ、乗り越えようとする生徒たちの姿と肉声を伝え、「教育とは何か」の原点を問う、入魂、感動のルポ。

目次

第1章 Best Friend(自分だけの問題じゃない;荒れる心に「ぬくもり」;人生決めるのは、自分;悲しみ乗り越え;人を思いやれる人に;母と娘;強くなりたい)
第2章 大切な人へ(つらい過去重ね;私の家族;親って特別やねん;今、幸せだから;理想の生き方;心のトゲ抜けた;卒業生への告白;希望胸にずっと;夢に向かって)

著者等紹介

林由紀子[ハヤシユキコ]
愛知県生まれ。2002年、毎日新聞社入社。京都支局、舞鶴支局、奈良支局橿原駐在を経て、09年より大阪本社社会部(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Ryosuke Kojika

4
「差別」はされる側には存在しない。必ずする側に存在する。差別をなくすにはする側がその考えをなくす以外にはない。その1つのきっかけとして人権劇。人権劇を演じる側は、追体験をすることで悩むことから脱却し考えるに至る。受けた衝撃に対するレジリエンスを身につけていく様がありありと描かれる。それにしても、現在の家族は複雑だ。一般的な家族像が崩壊している中で、範を見出せない子どもが、1人で「生きる」ことについての問いと格闘する難しさ。できることなら、一緒に考える日々を過ごしたい。1つの教育のあるべき姿が見えたようだ。2019/06/30

ユーさん

4
多くの背景がある生徒達と、生徒達に飛び込んで行く先生達。何かあれば、とことんまで付き合う姿勢。先生と生徒の関係を超えた、人対人。上下も無く、対等。原点ですね。2017/06/16

Shigeru Sawada

2
部落差別や障害などで、しんどい思いをしてる中学生と寄り添う先生方の姿に共感。読む方も、その力を試される。何かしなきゃ。そう思う自分だが…2017/08/13

takao

2
ふむ2017/07/23

ビワコ

2
林さんの講演を聴いて、よみたくなったので、購入。一気に読めました。「教育」って、なんなのか、改めて考える機会にもなります。2016/02/18

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