内容説明
ビジネスのヒントを上司は教えてくれない。集客の達人=ムーブメントの仕掛け人は、何をきっかけに、いかに考えて行動し、そして市場はどう活性化したのか?成功事例から学ぶ「ニーズとウォンツ」の情報源。
目次
第1章 人集めの仕掛け人
第2章 テーマパーク化する専門店街
第3章 寺社仏閣がリピーターを集める秘密
第4章 オタクたちは聖地を目指す
第5章 路上に集まる人たち
第6章 インターネットのカオスに集う
著者等紹介
内藤孝宏[ナイトウタカヒロ]
フリーライター。1966年、静岡県生まれ。90年、東洋大学文学部哲学科中退後、編集プロダクション「方南ぐみ」入社。FM東京(現・TOKYO FM)の番組構成、リクルート『フロム・エー』、祥伝社『BOON』で修行を積む。92年からは『ガテン』『ゼクシィ』『じゃらん』『B‐ing』などリクルートの雑誌で編集者兼ライターとして活躍。94年より文化放送報道ワイド番組の構成を担当。『吉田照美のやる気MANMAN!』にも7年間携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かす実
5
誰かの熱烈な「好き」に触れると幸せな気持ちになるし、その魅力の秘密を探りたくなる。だから他人の趣味の話を聞くのはとても好きだ。この本を読んでいて思ったのは、直のコミュニケーションが必須でなくなった今でも、そのような場を提供することは確実に人に幸せをもたらすということ。2018/05/10
Risa Shimowada
2
内容的には面白いが、文体がおっさん過ぎるというか、うわっつらだけの文章で読むのが苦痛だった。雑誌連載のまとめということで、章毎にぶちぶち切れる感じも苦痛。 人が集まる場所を探してみましたという事例集で、ふーんそうなんだ、という感想はあるが、では自分の事業に適用できるかというとそこまでのノウハウは無く。色んな方向から結果的に場を作れる可能性はあるんだな、とは思ったが、作れる、という話ではない。まあそういうもんか。最後のネットやTwitterの話は時代を感じる。7年前の本はネットを語るには古すぎる。 2017/11/23
bori
1
理論・ノウハウ的なものを期待して手に取ったが、事例集として面白かった。特に、目黒通りにインテリアショップが集積するようになった理由(①賃料安い②対象顧客の通りが多い③道が広く車止めるのが容易)が面白かった。きっと商売と言うのは、顧客と商売人両方にとって都合がいい場所で発展するものなんだろう。また、アイドルファンの心理(CDそのものが欲しいのではなく、好きなアイドルを応援するために同じCDを何枚も買うという応援スピリット)も面白かった。2015/12/03
oreyuni
1
この本はノウハウ本のようなタイトルですがノウハウ本ではありません。ただ、人が集まっている場所を紹介している本です。人が集まる場所のガイドブックと言ってもいいでしょう。紹介されている場所は多種多様です。「へぇー、こんなところもあるのか」という発見がかなりありました。著者はボツになったところを含めると100か所を上回る場所に行ったそうです。そのなかから紹介されている場所だから「へぇー」という感想になるのだろう。2011/05/07
乱読家 護る会支持!
0
ここだけのお得情報が集まる。コンセプトは明確に。競合が質の向上を生む。受け手の満足が伝説を作る。女性のクチコミ力を信じて。オタクには市場を動かす熱意がある。★★★☆☆2013/02/10