内容説明
生きる術がここにある。幾つになっても明日は未知―。「二十四節気」が教えてくれる、人生のより深い味わい方。
目次
序 二十四節気と七十二候
立春
雨水
啓蟄
春分
清明
穀雨
立夏
小満
芒種〔ほか〕
著者等紹介
福原義春[フクハラヨシハル]
1931年東京都品川区生まれ。1953年慶應義塾大学経済学部卒業。資生堂代表取締役社長・会長などを歴任。2001年資生堂名誉会長。財界等の要職も歴任。旭日重光章など受章・受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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壱萬参仟縁
21
日本人は一木一草に神が宿ると考えてきた歴史がある(9頁)。人間が生のリズムを破壊することで健康も失い、精神の失調をもたらしている(43頁)。日本列島と日本人の暮らしは自然の力で脅かされることが多く、それが自然信仰ばかりでなく、神や仏と結びつけて考えられることが多かった(148頁)。日本人は哀れや淋しさに触発されるが、古今和歌集では夏より冬の歌が多いという(199頁)。著者のプロフィールの最後は、多元的価値を創造し、社会に積極的に発信しながら、仕事も趣味も深く愉しむ複線人生の実践者(221頁)。2015/09/24
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