内容説明
中京圏を網の目のように走る路線網、尾張・三河・美濃を征した“大名企業”名鉄。懐かしきスカーレット色のパノラマカーや個性的な歴代車両、多くのローカル鉄道の集合体としての歴史、もっとも完成された地域独占型経営と評される名鉄の全貌。
目次
１ 名古屋鉄道のプロフィール
２ 名古屋鉄道の歴史
３ 名古屋鉄道の車両
４ 名古屋鉄道の列車種別と運行系統
５ 名鉄グループ
６ 名鉄紀行―ふたつの思い出
７ 犬山橋の情景
著者等紹介
広岡友紀［ヒロオカユキ］
米国系航空会社客室乗務員を経て、現在、鉄道航空アナリスト。東京都出身（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たいそ
2
名古屋鉄道について鉄道趣味的な視点だけではなく、企業の成り立ちや戦略について分析した本。名鉄は豊橋～名古屋を数回乗った程度で、「歴史的な車両に未だに乗ることができる鉄道」という勝手な思い込みをしていたが、現役の車両解説を見るとそれはすでに過去のことだとわかった。その車両解説は「何次車は前面形状が異なる」的な文はあるが、写真は代表の一枚しかなくて、どう異なるのかモヤモヤが残るが、そういう趣旨の本ではないんやね。2017/01/28
