内容説明
薬害肝炎訴訟全国原告団代表の著者が、自作の心打つ短歌を折り込みながら、薬害肝炎とのたたかいの軌跡、いのちへの思いを綴る珠玉の書き下ろしエッセイ。
目次
第1章 肝炎感染―病気とのたたかい
第2章 短歌との出会い
第3章 全面勝訴を勝ち取るためのたたかい
第4章 官邸までの道のり
第5章 和解
第6章 肝炎問題全面解決に向けてのたたかい
著者等紹介
山口美智子[ヤマグチミチコ]
1987年二男出産時に血液製剤(フィブリノゲン)を投与され、肝炎を発症。インターフェロン治療の副作用に苦しみ、2001年に二一年間務めた小学校の教師を退職する。このころ短歌と出会い、木原昭三氏(コスモス短歌会選者)に師事。2003年4月薬害肝炎訴訟で全国初の実名原告となり提訴。2006年に全国原告団代表となる。2008年1月「薬害肝炎救済法」が制定。和解後も三五〇万人のウィルス性肝炎患者の代弁者として活動を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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