出版社内容情報
『終わった人』『すぐ死ぬんだから』『今度生まれたら』『老害の人』に続く著者「高齢者小説」第4弾!
『終わった人』『すぐ死ぬんだから』『今度生まれたら』『老害の人』に続く著者「高齢者小説」第4弾!
『終わった人』『すぐ死ぬんだから』『今度生まれたら』『老害の人』に続く著者「高齢者小説」第4弾!
『終わった人』『すぐ死ぬんだから』『今度生まれたら』『老害の人』に続く著者「高齢者小説」第4弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
243
内館 牧子、3作目です。 思ったほど、迷惑な終活ではありませんでした。歳はかなり違いますが、主人公と3点程共通点があったので、親近感が湧きました。 https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=00003959862024/10/08
いつでも母さん
149
終活・・頭の隅にある。気がつけば少しずつ占める範囲が大きくなってきたかも(汗)いや、自分の事より独居の母亡き後の実家をどうする?(母は要介護2で健在です・・汗)内館さんの高齢者小説最新刊を読む。今までで一番面白かった(当方比)終活の捉え方は人それぞれだよなぁ。メインは原夫婦。夫・英太75歳が自分の人生にケリをつけると動き出した顛末。それはもう男が追う甘い理想と、現実に生きる女の逞しさが面白かった。妻・礼子が圧巻。英太の母親も好かった。さて、私はどのタイプだろう。日出子か?あかねはちょっとなぁ・・2024/10/03
はにこ
112
このシリーズ?やっぱり面白い。終活ってエンディングノートつけたりするイメージだったけど、こうでなくっちゃ!みたいなのを感じる。迷惑かけても後悔しない最後を送りたいよね。親の世代の話だけど、老後のこと考えると準備?も必要かもね。夫の給料から貯めてたなんてすごいね。40年来の終活を楽しんでて素敵だった。老後はひたすら楽にと思っていたけど、世の中のいざこざがパワーになるというのも頷ける。人間やっぱり刺激が必要なのね。2025/02/18
ネギっ子gen
108
【お金は、自分のために使い切って死ぬのが一番いい】「70代は“老人のアマチュア”である」と喝破する著者による、シニア小説「トドメ」の最新刊。「煽り終活」を迷惑千万と思う75歳の英太は、自分らしい終活をしようと、高校時代の純愛の相手・あかねに――。さすが内館さん。達者なもんだ。表紙のシャレコウベ人形も、洒落ててイイ。<「人生百年」とはいえ、頭も体も刻々と衰える。できないことが増える。70代の日常がいかに大切か。これに気づくと、過ぎた昔の思い出に耽る時間はない。あの頃には戻れないし、戻る必要もない>と――。⇒2024/12/23
kotetsupatapata
98
星★★★☆☆ 内館牧子さんのシニア小説最新刊のテーマは終活。 流石にまだ50代の小生にとっては縁遠いテーマですが、実家の両親を思い浮かべながら読み進めました。 確かに子供にとっては、両親がキラキラでなくても、好きなことをしながら穏やかに過ごしてくれているのが一番の孝行です。それでも万が一に備えて、自分の周りを整理してくれれば助かりますね。 昨今の70代はまだまだ体も頭も動くし、「老人のアマチュア」は言い得て妙 自分の会社も73まで働けるので、小生も働けるうちは働くかな~2025/03/30