内容説明
著者がパリ生活で見つけた、とっておきの70アイテム。
目次
ボントン・バザール
湯たんぽ
石けん
ザッキン美術館
ブラシ
リップコンディショナー
マリー・パピエ
植物性スポンジ
皮むき器
バガテル公園〔ほか〕
著者等紹介
山本ゆりこ[ヤマモトユリコ]
菓子・料理研究家。日本女子大学家政学部食物学科卒業。97年渡仏。リッツ・エスコフィエ、ル・コルドン・ブルーで製菓のグラン・ディプロムを取得。さらに三ツ星レストランやホテルなどで修行を積み、執筆活動や企業のアドバイザーとして活躍。09年春に帰国後、愛知県津島市で、アンティーク雑貨&喫茶の店、まのやTo¨ito¨i(トイトイ)を営む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ヴェネツィア
336
著者はお料理研究家、エッセイスト。パリやヨーロッパに関する紹介本やエッセイを多数書いているようだ。本書はそんな彼女が選んだ「パリの宝物70」である。選択基準は極めて恣意的。ピカソ美術館やカトリーヌ・ラブレ庭園があるかと思えば、カリンジャムやパンあぶり器があったりと、もうてんでバラバラ。そう、いたって極私的なのである。結果的にはそれ故にこそパリらしいものの数々が集められることに。巻末には詳細な地図と、ここで紹介されたお店のデータ一覧も付いている。したがって、追体験が可能だが、お金と時間に十分な余裕が必要。2022/11/30
野のこ
22
芍薬が砂糖菓子のように繊細で美しい庭園に見惚れました。「フユイユ」というアニスに似た甘い香りとミントのそれとは違う清涼感 セロリのような繊維の感じとかたさのお野菜。うーむ、フユイユ気になるぞ。黒田アキさんのお花の作品、シンプルだけど温かみがあって素敵。じっくり見てみたいです。庭に佇む「考える人」の像の前で同じポーズで写真にとる人にニヤリ。山本さんのパリのお気に入りたちは私も好きだなぁと思う物が多くてとても楽しかったです。2017/05/22
ひとん
4
パリを味わえる。美術館、公園、雑貨、本、パン、ステーショナリーなど。2014/12/29
玲
4
筆者が時間をかけて大切に集めた色とりどりの切手やお菓子のような本。ミュゼ、公園、雑貨屋、甘いもん、などフランスに憧れる女の子ならわくわくせずにいられない。「冷えたような水色」だとか「自由ノート」だとか、言葉のセンスまでエスプリが利いてるような気がする。2010/06/30
めぐみこ
3
パリで12年間暮らした著者が見つけた、とっておきの70アイテムたち。公園・美術館・お店・お菓子・調味料・雑貨etc...シンプルながらもそこはかとなくお洒落で、なるほどこればパリのセンスかと感心しきり。2021/06/19