内容説明
中国の基本戦略は日本のマージナライゼーション(辺縁化)である。つまり、日本を脇役に押し込めて自分だけがアジアの主役になることだ。しかし、中国が躍起にならなくとも、日本はみずから縮みはじめた。日本は『辺縁国家』への道を歩んでいる。
目次
第1章 日本経済を襲う4つのリスクを読み解く
第2章 グローバリズムの大波
第3章 エネルギー価格急騰がもたらすもの
第4章 大きな政府、小さな政府
第5章 中国の日本「辺縁化」戦略
第6章 日本の進むべき道
著者等紹介
潮田道夫[ウシオダミチオ]
1950年生まれ。東京大学経済学部卒業。1974年毎日新聞社入社。経済部、政治部、ワシントン特派員、経済部長、編集局次長、論説委員などを経て、2006年から論説委員長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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