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アナトール・フランス小説集〈1〉シルヴェストル・ボナールの罪 (新装復刊)

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  • サイズ 46判/ページ数 293p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560048818
  • NDC分類 953
  • Cコード C0397

出版社内容情報

真の小説好きの味読に耐える長篇と珠玉の短篇を集める。端麗な文章と軽妙な諷刺で人間の愚かさといとおしさを鮮やかに描き出す、フランス文学の最高峰。

内容説明

端麗な文章と軽妙な諷刺で人間の愚かさといとおしさを鮮やかに描き出す、フランス文学の最高峰。真の小説好きの味読に堪える長篇と珠玉の短篇を集めた愛蔵版選集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

shinano

25
人生に大きな変化を望まず、日々の生活の中に読書、文献目録製作と写本を主な生業のフランス学士院会員老学者が、青春時代の恋を反省しひとりの人間として自分の生の意義を確立し、残された人生を楽しもうと情緒変化をたどっていくという小説なのだ。私の読後感のひとつは、ひとが持っているとても単純な、「温もり」というものがあることに感じ、「温もり」を感受できる心の器が自分にもあったのだなと安心したことに苦笑であった。自分の棘や尖りがしぼむ様です。作者が老主人公と老女中に付加させた気質がなぜか憎めない。肯く、ノーベル賞作家。2011/07/31

さぼさん

6
アナトール・フランスの書く文章は非常に美しい.そして,さえない年寄りの学者を非常に魅力的な人物に仕上げている.奥深いというような作品ではないが,気持ちよく読める本.2010/05/21

OHNO Hiroshi

1
「学士院会員シルヴェストル・ボナールの罪」1925年。 本を全て読んだ。だからこそ何も知らない。何しろどの本もほかの本と矛盾しないものは一冊もない、どう考えていいかわからない。「黄金伝」の写本を手に入れた。出世しても昔の恩は忘れず、今度は恩人になる。志はくれぐれも高く。2015/09/20

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