内容説明
バブル前夜の１９８３年から現在に至る激動の２０年、毎年３０００人を対象にした信頼度ナンバーワンの生活意識調査「ＣＯＲＥ」から読み解く驚くべき日本人の生活意識の変貌ぶり。
目次
第１章 社会が激変するなかで、日本人の『欲求』はどう変化したのか
第２章 バブル前夜／１９８３年から１９８５年―さまざまなモノが情報化した時代
第３章 バブル期／１９８６年から１９９０年―乗り遅れるという不安に駆り立てられた時代
第４章 失われた九〇年代前半／１９９１年から１９９５年―大転換の時代
第５章 九〇年代後半から二十一世紀／１９９６年から２００２年―ＩＴ化の進展と新たな時代
第６章 大きな変化のなか、自分再発見の旅へ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Figaro
1
レジャー、ファッショいンの趣向が、バブル～氷河期～9.11以降と欧米に追いつけ追いこせできた日本が本当の意味で成熟化してきた変遷が分かる。レジャーひとつとっても、テーマパーク（施設建設ラッシュ）や海外旅行ブーム、DCファッションの時代から、個々のスタイルへ変わっていく様子は興味深い。2009/08/23
Humbaba
0
時代によって人の欲求は変化していく．その変化の過程を追って行くことで，日本という国がどの方向に進んでいこうとしているのかを認識可能となる．2010/01/21
