内容説明
CIA株式会社はライバル情報、リスク分析、事業および市場分析、対抗諜報、基礎調査、保安調査など、ビジネス・インテリジェンスの主要局面について述べている。F.W.ラストマンはCIAの作戦オフィサーとして、また企業インテリジェンス分野の草分けとしての経験をもとに、情報収集、分析、裏づけの取り方、レポート法について語る。
目次
第1部 ビジネス・インテリジェンスとその必要性(ビジネス・インテリジェンスの技法;情報の重要性と取得・解析)
第2部 情報収集プロセス(スパイをリクルートする;リクルートに替わる手段 ほか)
第3部 情報保護と対抗インテリジェンス(法の問題と経済スパイ活動法;経済スパイ―中国スタイル ほか)
第4部 テロリズムと海外での危険(ますます悪化する国際的テロリズム;海外での事業)
著者等紹介
ラストマン,フレッド・W.,Jr.[ラストマン,フレッド・W.,JR.][Rustmann,Jr.,F.W.]
CIAのケースオフィサーとして24年間秘密任務に従事。米軍の少将位にあたるエリート「上級諜報サービス」(SIS)のメンバー、CIAの伝説的秘密訓練施設「ファーム」教官を経て1990年退職。ビジネス・インテリジェンス業界の草分けであるCTCインターナショナル社を立ち上げ、業界リーダーとして活躍中。「ボルティモア・サン」「マイアミ・ヘラルド」「パームビーチ・ポスト」など各紙に多数の記事を寄稿。フロリダ州パームビーチ在住
朝倉和子[アサクラカズコ]
翻訳家、バー・ピアニスト。東京生まれ。筑波大学付属高校卒、東京都立大学人文学部史学科中退
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。