内容説明
村上龍が稀代の表現者25人と“いま”を鮮烈に語り合う、熱い対談集。
目次
山田詠美
坂本龍一
戸田奈津子
宮本輝
羽生善治
高岡早紀
泉谷しげる
淀川長治
斎藤学
平尾誠二
蜷川幸雄
団鬼六
前園真聖
緒川たまき
荒木経惟
西野朗
横尾忠則
渡辺真理
勇利アルバチャコフ
石原慎太郎
山本容子
中森明夫
成毛真
唐沢寿明
篠山紀信
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nezumi
1
〘坂本龍一との対談が良い〙 総勢25人との対談集。長さはそれぞれ違い、アスリートの人との対談は短い。 この中だと、坂本龍一との対談が良い。この二人の相性が良いのだろう。対談集全体を見ても悪くはないが、「存在の耐えがたきサルサ」ほどの濃さではない。羽生善治やら、唐沢寿明やら、団鬼六やらこんな人と対談していたのかと驚く。 今の時代、対談自体が衰退気味であり、また文化人が揃えば、安直にイデオロギーに呑み込まれていってしまうため中々成立しづらいのだろう。 そこら辺のバランス感覚が上手かった西村賢太は別だが。2023/02/08
猫マッチョ
0
有名人の個人の生き方の指標を暗に書いている。この本のような分野が違う人達の対談が最近出現しないのはブログでの単体での発信しかないから接点もなく、同じ分野が情報を元に掘り下げられるだけで、広い世界が見にくくなっているからだろう。例えばこの本のサッカー選手も自信満々に対談しているが、今のサッカーレベルから見れば赤っ恥だろう。しかし、様々な分野の情報を供給していた時代だからこそ、村上龍を好きな人が本を読んで、サッカーを好きになってレベルを向上したかもしれないと思いたい。一文で書くならば『詳しくはブログで』2012/12/08
スミス市松
0
90年代後半の対談集。ちょうど『KYOKO』を撮り終わった時期で、村上龍とゲストがそれをしきりに言及している。対談のテーマは全員同じで、「つまらない日本」。“日本の悪口を言わずに話す”という頑張っている感が伝わってくる。個人的に面白かったのは山田詠美、坂本龍一、宮本輝、泉谷しげる、淀川長治、石原慎太郎、篠山紀信あたり。やはり作家との対談が面白い。しかし淀川さんは本当にかわいい。実に良い人だった。残念ながら村上龍は最近こういう対談集を出してない。どうせ売れないと思うけど復活してほしいなあ。2009/10/27
まんぼう
0
番組自体は見ていない。見てみたいけれど、方法がなさそうだ。
♋︎
0
対談物は面白い。特に好きな作家がホストだったりすると。村上龍と話すとしたら、わたしは彼を真っ直ぐ見るしか出来ないかもしれない。2019/09/20
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