消された「ウガヤ」王朝―『記紀』の裏にひそむ謎を解く

消された「ウガヤ」王朝―『記紀』の裏にひそむ謎を解く

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 247p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784620309682
  • NDC分類 210.3
  • Cコード C0021

内容説明

邪馬壱国の最初の王は、首露王伝説を持つ韓国南部の加羅国(伽耶)の本家「上伽耶」から渡って来た王族、ウガヤフキアエズノミコトだった。隠された古代の真実に迫る史眼。

目次

第1章 日本人の起源の謎(縄文文化のルーツはどこか;縄文文化が東北日本を中心に栄えたのはなぜか;縄文人と弥生人は同じ人種か;稲作と金属器を日本にもたらしたのは誰だったか;「渡来人説」と「日鮮同祖論」)
第2章 古代日本建国の謎(「倭」の正体は何か;吉野ケ里遺跡と加羅はどうつながるか;天孫降臨神話の真相;騎馬民族征服王朝説はなぜ生まれたのか;神功皇后の三韓征伐はフィクションか;広開土大王の碑文は改竄されたのか;石上神社の七支力は何を語っているか;「任那日本府」の本当の姿は何か;謎の女王「卑弥呼」は誰か;日本最初の天皇は誰か)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

にゃも

11
ウガヤフキアエズノミコト…初めて目にした時からその不思議な音感に心を奪われ続けている。著者は朝鮮半島に出自を持つ言語学者であり、その視点からの考察には少々驚かされた。自分には言語学についての知識がなさ過ぎて、発音の変化についての記述はほぼ理解できず、それに基づく著者の主張がどこまで信憑性があるのかわからないがとても興味深くはある。邪馬台国の謎や卑弥呼は誰かとか、二つの天孫降臨とか、とても面白かった。韓神祭なんて初めて知りえたこもあり、古代史の本はやっぱりワクワクする。2023/04/09

じゅう

1
思っていたよりもずっと日本へのヘイトが強くて読むのに疲れた。概要は、日本の文化は韓国が起源、皇室の先祖は古代朝鮮の王家だという主張だ。それに加えて、日本人は韓国人を見下しているからこの事実を認めたくないのだとさかんに述べている。著者は言語学者のようなのだが、古事記や日本書紀に現れる単語を古代朝鮮語で解読する際に、1~2文字の同音異議でいかようにも解釈できるものに分解し、さらに音韻変化も自説に都合がよくなるまで繰り返すので説得力に乏しい。2022/05/26

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1385057
  • ご注意事項

最近チェックした商品