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ブリキの王女〈下〉―サリー・ロックハートの冒険外伝

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  • サイズ B6判/ページ数 246p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784488019877
  • NDC分類 K933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

王子一行と共にベッキー、ジムが乗り込んだラツカヴィアは、危急存亡のときを迎えていた。国王は年老い、皇太子夫妻は暗殺されてしまった。オーストリアとドイツが虎視眈々とを狙っている。さらに王家を立て続けに悲劇が襲う。陰で糸を引くのは何者か? 王室に隠された秘密とは? ラツカヴィアの自由と独立を象徴する〈赤い鷲旗〉を擁し、サリーの弟分ジムと勇敢な少女ベッキーが大活躍。フェニックス賞オナー受賞シリーズ最終巻。訳者あとがき=山田順子

内容説明

ルドルフ王子とその妻アデレードと共に、ベッキーとジムが乗り込んだヨーロッパの小国ラツカヴィアは、まさに危急存亡のときを迎えていた。国王は年老い、皇太子夫妻は何者かに暗殺されてしまった。鉱物資源をめぐって、オーストリア‐ハンガリー帝国と宰相ビスマルク率いるドイツが虎視眈々とラツカヴィアを狙っている。そしてさらに王家を立て続けに悲劇が襲う。陰で糸を引くのは何者か?王室に隠された暗い秘密とは?ラツカヴィアの自由と独立を象徴する伝説の“赤い鷲旗”を擁し、サリーの弟分ジムと勇敢な少女ベッキーが大活躍。フェニックス賞オナー受賞作シリーズ最終巻。

著者等紹介

プルマン,フィリップ[プルマン,フィリップ][Pullman,Philip]
1946年イギリスのノリッジ生まれ。イギリス、ジンバブエ、オーストラリアを転々としたのち本国にもどり、オクスフォード大学エクセター・コレッジで英文学を学ぶ。その後、教鞭をとるかたわら児童書を執筆。1982年にCount Karlsteinを発表した。1995年から「ライラの冒険」三部作(新潮社)を発表、第1巻の『黄金の羅針盤』ではカーネギー賞、ガーディアン賞を、第3巻の『琥珀の望遠鏡』ではウィットブレッド賞児童書部門と最優秀賞を同時受賞するという快挙をなしとげた

山田順子[ヤマダジュンコ]
1948年福岡県生まれ。立教大学社会学部社会学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

杏子

5
さすがに下巻は1日で読めました。急展開に次ぐ急展開って感じで、面白く読めたと思います。このシリーズの魅力はヒロインのしたたかさにもあるけど、一番の醍醐味は時代の雰囲気を感じとれるところかな。この巻では英国を離れてドイツへ…。ドイツは個人的に思い出のある地なので、地名とか似通ったところがあってちょっと懐かしかったですね。2012/02/26

めぐみこ

2
陰謀とピンチの連続にずっとハラハラ。最後こうなるの…か。納得いくような、いかないような。まぁアデレードの新たな人生の幸運を祈ります。やっぱりイギリスorアメリカで女優デビューなのかな?2012/03/29

dumpty

2
シリーズ4作品のなかで一番おもしろかったかも。他の3冊と違って外伝なので、これだけでも十分楽しめると思います。(一番おもしろかったと思うのは、忘れている前作を思い出すのに頭を悩まさずにすんだから・汗)2012/01/23

757575

1
下巻読了。 大国の思惑に翻弄される小国。 おさまるところにおさまった感はあるけど、ちょっと悲しいね。2017/06/26

psy

1
下巻もとっても面白く。勢い良く読んでいけます。といいつつ、すっかり読了に次巻かかるようになったな〜(^^ゞ 19世紀後半、怒濤の社会情勢の渦が展開するヨーロッパ。その中で如何に上手く乗り切っていくか、が当時の国・地域の皆さんの必死の動きだったと思いますが、小国は更に過酷な状況だったかと。それに挑んだイギリス出身の女王アデレード。彼女を囲む仲間、ジム、ベッキーたちとの冒険。逆転また逆転。目離せず。ラストはまあしょがないか・・・と思われる感じでした。歴史の非常さでしょか。サリーもっと出てきて欲しかったな〜。2014/07/30

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