毎日文庫<br> ぜんぶ本の話

個数:
電子版価格
¥935
  • 電子版あり

毎日文庫
ぜんぶ本の話

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2025年05月25日 20時14分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784620210766
  • NDC分類 904
  • Cコード C0195

出版社内容情報

はじめて読んだ本をおぼえていますか?ページをめくれば溢れだす、しあわせな時間と家族の思い出。文学者の父と声優・エッセイストで元SF作家クラブ会長の娘が語りつくした「読書のよろこび」。豊富な注釈と巻末の書籍一覧も大充実の、決定版読書ガイドです!

内容説明

「本は人間と同じように生きものなんだから。人とつきあうように本とつきあうことができる」はじめて読んだ本をおぼえていますか?ページをめくればあふれだす、しあわせな時間と家族の思い出。稀代の読書家父娘が語りつくす児童文学、SF、ミステリーのたのしみと本とのつきあいかた。そしてあかされる家族三代の物語。「読むよろこび」に満ちた極上の読書ガイド!

目次

1 読書のめざめ―児童文学1
2 外国に夢中!―児童文学2
3 大人になること―少年小説
4 すべてSFになった―SF1
5 翻訳書のたのしみ―SF2
6 謎解きはいかが?―ミステリー
7 読書家三代―父たちの本
エッセイ 父の三冊

著者等紹介

池澤夏樹[イケザワナツキ]
1945年生まれ。作家、詩人。小説、詩やエッセイのほか、翻訳、紀行文、書評など、多彩で旺盛な執筆活動を続けている

池澤春菜[イケザワハルナ]
幼少期より年間300冊以上の読書を続ける読書中毒。とりわけSFとファンタジーに造詣が深い。お茶やガンプラ、きのこ等々、幅広い守備範囲を生かして多彩な活動を展開中。2020年から2022年まで日本SF作家クラブ会長をつとめた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

げんちゃん

52
最近私が1番気になっている池澤春菜さんと父である池澤夏樹さんの親子の対談形式で本についての話が語られている1冊。今までに読んできた本からしてかなりの読書家である親子の読んだ本はどのようなものがあるのかと思ったが私がまだ今まで読んでない本が9割以上を占めていたのと海外の小説が多かった。それに作品1つ1つに対しての内容を覚えていて話せるのもすごいなと感じたし、親子で共通の趣味を持っていてそれで対等に本について語れるのは羨ましくもあり、私ももっと本を読んでいきたいなと思えた1冊でした。2025/05/17

piro

38
池澤夏樹・春菜父娘が一冊ほぼ丸ごと好きな本について語り合う対談。内容以前に、まず父娘の仲の良さが溢れていて微笑ましい。語られる本の対象ジャンルは児童文学、SF、ミステリーなど。お二人の読書量と記憶量に驚きます。読みたい本が増えること間違いなし。私が読んだことある作品はほんのわずかだったので、一層興味が湧きました。紹介されていた本は機会があればボチボチ読んでみようと思います。夏樹さんの父上である作家福永武彦さんに関する話も興味深い。2024/12/18

ぐっちー

9
タイトル通り、ぜーんぶ本にまつわる話。池澤春菜の読書量は圧倒的で、作家としての力量も、さすが池澤夏樹の娘!と感心してました。「血」のなせる技だと思っていたのですね。それは「環境」の所為であり、その環境を作ったという意味では、やっぱり血のおかげとも言える。兎にも角にも、父娘の微笑ましい対談である以上に、ブックガイドとしても(児童書、SF、ミステリ)良かった。読みたい本がまた増えました。池澤夏樹の父が福永武彦って、知らなかったし、モスラの人ってだけじゃなかったね。すみません、読みます。2025/03/12

あんどうれおん

6
読書家であり作家であり、その他いろいろな方面で活躍しておられる著名な親子の対談本です。それぞれの意見や感想が赤裸々に語られており、とても興味深く通読することができました。共感できる部分からそうでもない部分まで、幅広く勉強になる一冊だと思います。ひきつづき、本を読みたくなりました。2025/03/27

ミクロかめ

5
児童文学の章が興味深かった。私の父も1年に何百冊も読む読書家で、昔から本の貸し借りなどはしているけど、本の内容について語り合うとか無いなぁ、と。たぶんお互いちょっと気恥ずかしい(笑)2025/05/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22126790
  • ご注意事項