毎日文庫<br> 極小農園日記

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毎日文庫
極小農園日記

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  • サイズ 文庫判/ページ数 321p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784620210346
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

ナスに学ぶ人生訓、きゅうりの曲がり具合について、スイカの婚活問題……。
小さな庭の野菜作りに一喜一憂。直木賞作家の泣き笑い菜園エッセイ。

内容説明

人気作家がこよなく愛するのは、小さな庭の野菜たち。ソラマメ畑の七人の侍、ナスに学ぶ人生訓、スイカの婚活問題、大怪獣ゴーヤ登場…野菜の生長に一喜一憂する極小農園主の日々をユーモラスにつづる表題作のほか、小説や旅、音楽についてなど、デビューから十数年間に発表された中から選りすぐりの文章を集めた、直木賞作家の初エッセイ集。

目次

1章 極小農園日記Part1“秋冬編”(ジャガイモ小僧の芽生え;根菜はある日突然に ほか)
2章 極狭旅ノート(空白を旅する。;お客さまの中に~ ほか)
3章 極私的日常スケッチ(外国人だから気に食わない!?;二月は鬼っ子 ほか)
4章 極小農園日記Part2“春夏編”(極小農園リニューアルオープンのお知らせ;四月の私は畑で探してください。 ほか)

著者等紹介

荻原浩[オギワラヒロシ]
1956年、埼玉県生まれ。97年『オロロ畑でつかまえて』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。2005年『明日の記憶』で山本周五郎賞、14年『二千七百の夏と冬』で山田風太郎賞、16年『海の見える理髪店』で直木賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ふう

89
野菜作りや旅の、ほとんどは笑えて楽しい話の合間に、作者の人生観や創作への思いが織り込まれたエッセイ集。世代の近いわたしにとっては、わかるわかると共感しまくりでした。ユーモラスな内容の小説でも『ころぶなよ、流されるなよ』と自分なりのメッセージを込めて書いているとありましたが、「そのメッセージ、届いてますよ。」と返事していました。これからの作品も楽しみ。お気に入りの作品を読み返すのも楽しみ。2021/06/04

ぐっち

36
荻原浩さん初エッセイ集だそうで、農園の話は3分の一ぐらい。だが農園以外も、身近に起きる話ばかりで親しみやすい。好きなのは「名前がないと始まらない」。荻原さんは大正から平成までの「日本の名前ランキング」の本を見ながらつけているらしい。ただし、ランキングだけじゃなくて親の人となりが透けて見えるような、硬い名前やキラキラネームにしたりするらしい。こういうところにまで気を使っているから作品が読みやすいのかなと思った。エッセイ中で登場人物の名前につかいにくいとしていた「鈴木さん」にもあとがきで謝っているのも好印象。2022/03/06

milk tea

32
自宅の小さな庭での農園生活。 野菜に沢山の愛情を注ぐ。 実利を求める荻原さん(笑) それに応えてくれるかどうかは、また別問題。 頼まれてもいないのに、自ら挿絵を描く。 この絵が何ともいえぬほのぼの系。 ところどころの自虐ネタや下ネタは、おじさん特有のご愛嬌で可愛い。2021/08/03

瀧ながれ

28
エッセイ集。タイトルに惹かれて購入したところ、家庭菜園の話だけじゃなくて、旅や音楽の話も入っていたのだけど、最後はまた家庭菜園の話に戻って、まとまりのある一冊になっていた。わたしよりも十歳ほど歳上の著者なので、旅の楽しみ方とか、親しい人の死への思いとか、いいことを教えてもらったと感じるところが多かった。ポルノグラフィティの「アポロ」の歌詞の冒頭に、「悪かったな、ずっとずっと前で。」と反応してるのが笑えた(アポロ11号の月面着陸はわたしの生まれた年なので、わたしもこの歌詞にはずっと引っかかっているのだ)。2021/05/31

Junichi Yamaguchi

25
『ジャガイモ小僧』… 極小、貧光だからこそ楽しめてるのかな⁈ とても楽しめた萩原さんのエッセイ。 農園生活の未来をいつか読みたい。。2021/06/11

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