出版社内容情報
米軍の要所・ミッドウェー島に米空母の姿を発見!第三機動艦隊は、準備不足のままで出撃するのだが、果たして!?
内容説明
昭和一七年六月四日―大日本帝国海軍はミッドウェー島にいる米軍のヨークタウン級空母を叩くため、第一次攻撃隊の出撃準備を着々と進めていた。この作戦が成功すれば、太平洋の勢力図は今以上に日本優位に傾くはずなのだ。ところが、実際にミッドウェーに向かった攻撃隊からもたらされた報告は『ミッドウェー島に敵空母なし』というもの…。果たして敵は、どこに消えたのか!?
著者等紹介
林譲治[ハヤシジョウジ]
1962年2月、北海道生まれ。SF作家。臨床検査技師を経て、1995年『大日本帝国欧州電撃作戦』(共著)で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Meistersinger
3
大和建造から関与した海軍将校たちが軍事技術的に模索するという軸があるので、最近の作者の悪癖(戦場単位で細かいとこを描き出しすぎ)が薄まっている。戦争全体を通じて技術的な観点を保ってくれると有難いのだけど。 そう言えば、大和の出番がなかったような。2016/11/06
ノーネーム
0
米国に順調に被害を与えて行き、又此方の被害も上手い具合にコントロール出来ている。2017/03/24
YS-56
0
鍵はやはり米豪遮断か。新戦艦の出番は?2016/11/02
へ~ジック
0
対空砲、電探とハードウェアを中心にした話から人の心理と言うソフトウェア中心の話へ。人間はミスを犯すもの。艦隊戦を通してそれが露になっていく。2016/11/02