出版社内容情報
「くだらない」――10歳年上の義兄クレイトンはモーラが打ち明けた教師になりたいという夢を一蹴した。大企業の創業者の愛娘として何不自由なく育ち、苦労を知らない彼女は、自分自身のためにも働いて自立したかった。半ば強引に義兄の反対を押し切って家を出たものの、仲の良かった義兄とのあいだには深い溝ができてしまった。そしてもう一つ、大きな誤算があった。離れて初めて、義兄を愛していることに気づいたのだ。
内容説明
「くだらない」―10歳年上の義兄クレイトンはモーラが打ち明けた教師になりたいという夢を一蹴した。大企業の創業者の愛娘として何不自由なく育ち、苦労を知らない彼女は、自分自身のためにも働いて自立したかった。半ば強引に義兄の反対を押し切って家を出たものの、仲の良かった義兄とのあいだには深い溝ができてしまった。そしてもう一つ、大きな誤算があった。離れて初めて、義兄を愛していることに気づいたのだ。
著者等紹介
ウィタル,イヴォンヌ[ウィタル,イヴォンヌ] [Whittal,Yvonne]
南アフリカ生まれ。南アフリカの各地を舞台に、もつれる愛の物語を数多く描く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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糸車
18
義理の兄と妹の恋愛模様。相手の気持ちを知りたい、という理由で他の異性を引っ張り出すやり方は好きになれない。というか、必死にぶつかってくるヒロインをかわして遠ざけておきながら気持ちを確かめたいって?訳わからないヒーローでした。女友達は良い人だったけど、わざわざヒロインを悲しませる必要があったとも思えない。2019/06/04
糸車
15
本の整理の途中にうっかり再読(よくあることですよね?)。途中までうんうん、って読み進め、ラストでにいちゃんのぐだぐだでうんざり。ああ、これがダメポイントだったわねと改めて痛感。やっていることに一貫性がなくて、しかも君の為なんだと言いやがる。←ここ大幅にイメージダウン。自分を守ることに精一杯なくせに。ヒーローがいつでもカッコいい必要はないけど、中途半端にカッコつけて愛する女性を悲しませるのはいかん!2020/04/17
mao
5
義兄弟。過保護な兄、好きな設定でした!2016/11/09
きき
3
全体的にほのぼのした雰囲気なのはヒーローヒロイン両方の思いが最初からはっきりしてて悪意のライバルが出てこないからかな。最後のイチャイチャで何だか何でも許せちゃうお話し2016/03/31
ぽしょ
2
年の差義兄妹もの。ヒロインの周りにお金に困った従兄弟とか元プレイボーイの同僚とか思わせぶりに登場しますが、ほとんど影響なしにあっさり退場。ヒーローが堅物で慎重なので終始じれじれしております。ヒロインの未熟な攻撃に対するヒーローの苦悶(勝手に想像)が読みどころ。2015/05/06