• ポイントキャンペーン

ハーレクイン文庫
ばら屋敷

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 197p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784596935458
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

7年前に父親を亡くして以来、アランドラは一人で病弱な母親の世話をしてきた。最愛の母を看取ったあと、彼女は遺言と1通の手紙を見つける。両親が駆け落ちしたことは知っていたが、父方の祖父が母に宛てた手紙に込められた侮蔑を見てとった瞬間、アランドラの中の反発心がふいにかき立てられた。祖父に直接会って、この手紙を突き返そう。祖父の屋敷を訪ねた彼女を迎えたのは、マットという男だった。会うなり彼はアランドラを“金目当て”と決めつけて…。

著者等紹介

スティール,ジェシカ[スティール,ジェシカ] [Steele,Jessica]
イングランド中部に、7人兄妹の6番目に生まれた。現在はウースターシャーの風光明媚で文化財に富んだ村に夫とともに住んでいる。公務員として働きながら夜の時間を執筆にあてていたが、夫の励ましを得てフルタイムの作家となった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Michelle

10
タイトルが目をひいたので読んでみた。屋敷といえば、皿屋敷、花屋敷みたいな。年代が書かれていないけど、ちょっと古めなのかな。内容は特に印象に残らず。2024/05/12

糸車

7
原ちえ子さんのコミックがよかったという記憶があったので、文庫を入手。つい比べてしまうんだけれど、コミックの方がすっきりまとまっているイメージ。登場人物に好感を持てる。勿論小説もジェシカ・スティールらしいロマンスで十分楽しめた。母を貶めた祖父への面当てとも思えるヒロインの行動の裏に、孤独ゆえの残された親族への憧れが漂っていて切ない。ヒーローから財産目当てと罵られ、逆にそう思い込ませて憂さを晴らす負けん気の強いヒロインが面白い。ヒロイン母は娘の行く末を最後まで案じていたということが分かる遺言にうるうる。2013/11/05

ひまわり

7
気の強いヒロインにヒーローが悶々とさせられるのね。ラストの告白タイムが短くて残念。2013/10/11

はっつん

3
ヒロインの小生意気な態度や会話が、嫌味なくて可愛いです。祖父との和解や意外に良い人達だったら従兄弟。ヒロインが屋敷を出た後、祖父の誕生日にかかってくるであろうヒロインからの電話にいち早く出ようと待ち構えるヒーローが可愛い。結局、いろいろ誤解があったけど、ラブリーなカップルでした。2016/05/09

くまた

2
面白かった。負けん気が強いが故に自分で自分の首を絞めるような真似をしてしまう主人公が可愛い。ロビーに散々思わせぶりな行動をするのはちょっといただけないけど、若くて母親の看病に明け暮れていたなら仕方ないかと思えてしまう。「30代半ばにもなった男性が20歳そこそこの女性と」っていう設定はあまり好きではないのだけれど自立した主人公や祖父のアランが魅力的であまり気にならなかった。少々の不運が襲っても、持ち前の負けん気と明るさで愛情に満ちた屋敷を維持してくれそうな主人公です。2015/07/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/7277087
  • ご注意事項

最近チェックした商品