内容説明
はじまりは、キスだった―父親が主催するパーティーに出席したケイトは、招待客のひとりで会社社長のジャイルズに突然唇を奪われた。伯爵家の血を引く魅力的な彼のアプローチはあまりに強引で、恋に臆病なケイトは彼に惹かれながらも素直になれず、ついそっけなくふるまってしまうのだった。やがてジャイルズの情熱に少しずつケイトの心が開きかけたころ、偶然見かけた新聞記事が、ふたたび彼女の心を凍てつかせた。ああ、なんてこと。彼は私を利用しようとしていたんだわ！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
17
お気に入りの一冊。裕福で育ちのいいお嬢さまだけどこうと決めたら後へ引かない頑固なヒロイン。まさしくジャジャ馬。正義感あふれ純粋でキュートな彼女が大好きです。伯爵家の血を引くヒーローもとっても魅力的。愛のために結婚すると決心しているところとか。そんな二人があまりにも相手に惹かれていることに怖気ついて無意識に攻撃し合い双方傷だらけに。紳士な彼がヒロインに対して残酷な振る舞いをした罪悪感で胃潰瘍手前。日頃温厚なヒーローが会社でキリキリして部下全員から避けられる事態になってしまう。コミックも読んで下さい！お勧め。2020/12/25
-
- 和書
- 自民党の大罪 祥伝社新書
