内容説明
旅行会社で重役秘書をつとめるクレアは、ホテルを視察するため、アラブのとある国を訪れていた。そこで偶然にも、ニック・ウォーリングとでくわす。どうやらニックも仕事で同じホテルに滞在しているらしく、クレアはなんとか動揺を押し隠し、彼を避けつづけた。だがラウンジにいたとき、ふとした隙を突かれ、たくましいニックの手でダンスフロアへ連れ出されてしまう。彼はクレアの身を抱き寄せながら、その耳元で囁いた。「どんなに君が忘れたいと思っても、君はまだ僕の妻なんだ」異国の地で二人が再会したとき、愛は憎しみに姿を変える。ドラマティックに描く“復活愛”。
著者等紹介
ラム,シャーロット[ラム,シャーロット][Lamb,Charlotte]
第2次大戦中にロンドンで生まれ、結婚後はマン島で暮らす。5人の子供を育てた。ジャーナリストだった夫の強い勧めによって執筆活動に入り、100作以上の作品を著す。2000年秋、多くのファンに惜しまれつつこの世を去った(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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糸車
18
@積読解消中。ちゃんと最後まで読んだけどピンとこない。シャーロット・ラムはもやもやしながらも好きな作品とえー嫌だと感じてしまう作品があるので仕方がない。←どんな感想だ…。とりあえず、自分の危険な職業を告げないで結婚するのはイカンと思う。相手にだって心の準備というものがあるんだから。2020/09/29
ばん
4
ちょくちょく言葉(翻訳)が古いのが気になったけど面白かった。特にヒロイン挟んでのヒーローと上司の子供っぽい争いが(笑)ライバルポジ(あくまでポジ)に居る女性が一番大人でした。アンドリューがフィリッパを意識してるのは初めから分かってたので本編その後の二人が気になるなぁ。ヒロイン義父が切ない。2016/07/11
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