内容説明
存在すら知らなかった幼い娘を引き取ることになったとき、穏やかだったブレークの暮らしはとつぜん大混乱に陥った。その娘とは、先日死んだ元妻が５年前の離婚時に宿していた子で、育児などしたこともない彼はかつてない不安にさいなまれていた。そんな折、ブレークは地元紙の一面記事に目を留めた。“人気小説家メレディス・キャルホーンが故郷の書店でサイン会”はるか昔、ある出来事を機に町を去り、成功を手にした彼女。あのとき自分がした仕打ちは、今も苦い記憶として刻まれている。彼女に会いたい―目下の悩みをひととき忘れ、彼はそう願った。
著者等紹介
パーマー，ダイアナ［パーマー，ダイアナ］［Ｐａｌｍｅｒ，Ｄｉａｎａ］
ロマンス小説の世界で、今もっとも売れている作家。ニューヨークタイムズをはじめ、各紙のベストセラーリストにたびたび登場する。かつて新聞記者として毎日締め切りに追われる生活を送ったことが、現在の精力的な執筆活動につながっているという。米ジョージア州在住。大の親日家である（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
4
タイトルの「甘い記憶」って、誰の記憶？ヒロインにとっては苦い記憶でしかないんじゃないの？と突っ込みながら読了。多分、わたしはダイアナヒーローがそれほど好きじゃないんだと思う。（傲慢で怒りっぽいタイプでも、好きなダイアナヒーローも何人かいるんですが）心も凍り付くようなセリフを投げつける男なんて、いやだ。それでも読んでしまうのは、お話そのものの運び方の上手さ？気づけばけっこうな数を読んでいる自分に、苦笑。2013/08/11
ちゃろ
2
⭐⭐ヒーローもヒロインもうぶすぎて、こっち恥ずかしくなるほど。ヒーローは、癇癪もちでプライドが高く、好きになれず。2013/10/22
ととめ
1
寂しい育ちのヒーローの元に、存在の知らなかった娘がやってくる。同時期、かつて酷く傷つけた初恋の女性が町に帰ってくる。過去のDTヒーローの言動は最低最悪なんだけど、ヒロインへの恋心と嫉妬心（ヒーロー叔父に可愛がられてた）とか知ると同情してしまう。ヒロインも苦労してるんだけど、ちょっと影が薄い。『恋人ごっこ』のメンバーも登場。娘4歳。迷惑な義妹だったべスん所は子無し。2016/06/26
アーコ
0
再読。2016/04/29
みるて
0
購入済み 読了2012/10/21
