内容説明
花咲き乱れる夕暮れの庭園で、蝶とたわむれる清楚な美女―絵本作家のブーンは、新たな隣人アナスターシャの姿に、自分の物語に登場する妖精のプリンセスを思い浮かべた。不思議なほど心引かれる…だが、今のぼくには恋など必要ない。アナスターシャのほうも、ブーンの視線がもたらす胸の高鳴りを、なんとか無視しようと努めていた。彼に知られてはいけない。わたしが妖精の血を引き、不思議な力をそなえていることを…。それぞれの理由で、慎重に距離をおいていた二人だったが、ある夜、月明かりに誘われて、激しいキスを交わしてしまう。
著者等紹介
ロバーツ,ノーラ[ロバーツ,ノーラ][Roberts,Nora]
メリーランド州に育ち、1981年、『アデリアはいま』でデビュー。以来、天性のストーリーテラーとして精力的に執筆活動を続けている。98年、『マクレガーの花婿たち』で初めてNYタイムズのベストセラーリスト第1位に輝き、翌99年以降はすべての作品がリストに登場。別名義で書いたものも含め、120作以上のベストセラーを世に送り出し、総発行部数は3億部に迫っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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