内容説明
シナリオライターのナッシュは、ある小さな宝石店へ向かった。そこへ行けば、モーガナという名の“魔女”に会えると聞いたのだ。魔法など信じていなくても、創作活動に綿密な取材は欠かせない。どうせ手品好きの老婆だろうが、しっかり話を聞こうじゃないか。噂の店に足を踏み入れると、常連らしい女性にふと目を奪われた。まぶしいほどの魅力…だが、口説くのは後回しだ。その女性をつかまえ、“魔女”に紹介してくれと頼み込む。すると彼女はコバルトブルーの瞳を輝かせ、にっこり笑った。「わたしがモーガナ。あなたの魔女よ」。
著者等紹介
ロバーツ,ノーラ[ロバーツ,ノーラ][Roberts,Nora]
メリーランド州に育ち、1981年、『アデリアはいま』でデビュー。以来、天性のストーリーテラーとして精力的に執筆活動を続けている。98年、『マクレガーの花婿たち』で初めてNYタイムズのベストセラーリスト第1位に輝き、翌99年以降はすべての作品がリストに登場。別名義で書いたものも含め、120作以上のベストセラーを世に送り出し、総発行部数は2億8000万部を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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糸車
21
積ん読解消。ヒロインに振り回されたヒーローが比喩で口にする「魔女」ではなく本物の魔女なのね…。魔法云々がなくても成立するお話なんじゃない?って思う時点でわたしには向かない…。2021/09/07
ゼニガメ
3
【愛に溢れた一週間】ノーラもファンタジックな作品を書くとは知らなかった。魔女って比喩表現だと思ったら本物。魔女と言っても、普通の女の子と同じ。恋に振り回されてる姿は可愛い。ヒーローが生い立ち故にヒロインを拒絶し、どうなってしまうのかとヤキモキしたけど丸く収まってよかった。2015/09/03
youyou88
2
人気シナリオライターのナッシュは創作活動に必要な取材をするため小さな宝石店に向かう。 そこではモーガナという魔女に会えるらしいと聞いたのだ。 魔法を信じていないナッシュはそこで想像とは違う魅力的な女性に出会う。 それが魔女のモーガナだった。 https://ameblo.jp/harayou1223/entry-11142661296.html2021/12/03
ハシリドコロ
1
誇り高いっていうより鼻っ柱の強いモーガナ可愛い。ナッシュはろくでなしみたいだけど床上手なのか…ただ単に才能が魅力的なのか。よくわからないなりに軽やかでキュートで可愛いお話っす。シリーズだったら他のも読みたいなあ。2011/08/29