内容説明
フジテレビ系ドラマ「プライド」で人気再燃のクイーン。「ミュージック・ライフ」の元編集長・東郷かおる子が描くクイーンと共に歩んだ熱狂と興奮の20年間。その知られざる素顔が今ここに明かされる。
目次
第1章 突如現れた次代のスター(クイーン登場の時代背景;一枚のテスト盤の衝撃 ほか)
第2章 長い道のりの始まり(大騒動の初来日;大反響を呼んだ現地取材 ほか)
第3章 昇り始めたスーパースターへの階段(「ボヘミアン・ラプソディ」の誕生。そして再来日;’70年代3大バンド時代の到来 ほか)
第4章 「輝ける日々」を追い駆けて(2年間の御無沙汰で見えたこと;クイーンを通して学んだこと ほか)
第5章 さようなら、フレディ(クイーンの「ライブ・エイド」;「クイーン」との最後のインタビュー ほか)
著者等紹介
東郷かおる子[トウゴウカオルコ]
音楽評論家。神奈川県出身、高校卒業後シンコー・ミュージック入社。1979年から「ミュージック・ライフ」編集長に。当時の日本での熱狂的なクイーンブームの仕掛け人。1990年退社後はフリーの音楽評論家として活躍
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
新地学@児童書病発動中
4
図書館で手に取り、図書館内で読了。あまりに面白くて途中でやめられなかった。ミュージ・ライフ誌の編集長だった東郷かおる子氏のクイーンへのインタビューを中心に、バンド・クイーンの歴史が描かれている。クイーンのメンバー全員が人間的にも立派な人たちだと分かったのが嬉しかった。2010/02/26
鹿乃子
2
映画「ボヘミアンラプソディ」鑑賞後、ずっとQUEEN三昧。東郷さんはテレビに出まくって私がQUEENを日本で人気にした!と息巻いているなーとやや批判的にみていたけど、これだけメンバーと接触して信頼も得ていたらさもありなん。むしろ生き字引的でありがたい。メンバーそれぞれの個性が浮かび上がる記述がとても楽しかった。フレディが嬉々として語る場面は、YouTubeで見た映像が目に浮かぶ。ポール・プレンターは映画同様あまりいい印象を与える人ではないようだ。巻頭巻末の写真までたっぷり楽しみました2019/04/12
バファリン
1
ミュージックライフに掲載された写真目当てに購入。