内容説明
ヘレンは祖母の急逝を知らされ、重い足を故郷に向けた。忌々しいレイフのせいで、唯一の家族である祖母の最期に立ち会えなかった。レイフはヘレンにとって大切な屋敷の使用人の息子で幼なじみだ。ヘレンは祖母のお気に入りの彼に反発する半面、憧れを抱いていた。だが15歳の夏の日、淡い恋心を踏みにじられ、愛は憎しみに変わった。彼とのいがみ合いもこれで終わるはず…。ところが葬儀のあと、レイフの素性が明らかになり、予想外の遺言が言い渡される。屋敷はレイフに遺され、ヘレンは彼と結婚しない限り相続できない、と。
著者等紹介
メイザー,アン[メイザー,アン] [Mather,Anne]
イングランド北西部生まれ。作家デビューは1966年で、150作を超える作品の総発行部数は9500万部にのぼる、ロマンス界の大御所作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 洋書
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