ウォール街のランダム・ウォーカー―株式投資の不滅の真理 (原著第12版)

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  • サイズ A5判/ページ数 512p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532358235
  • NDC分類 338.155
  • Cコード C3033

出版社内容情報

株式市場は本当に効率的なのか。全米150万部の超ロングセラー最新版!仮想通貨、スマートベータの内容を拡充。

内容説明

個人投資家にとっては、個々の株式を売買したり、プロのファンド・マネジャーが運用する投資信託に投資するよりも、ただインデックス・ファンドを買ってじっと持っているほうが、遙かによい結果を生む。低成長、AIの時代に勝つ手法とは?「リスク・パリティー」など最新の戦略も解説。

目次

第1部 株式と価値(株式投資の二大流派―「ファンダメンタル価値」学派vs.「砂上の楼閣」学派;市場の狂気;一九六〇年代から九〇年代にかけてのバブル;二一世紀は巨大なバブルで始まった)
第2部 プロの投資家の成績表(株価分析の二つの手法;テクニカル戦略は儲かるか;ファンダメンタル主義者のお手並み拝見)
第3部 新しい投資テクノロジー(新しいジョギング・シューズ―現代ポートフォリオ理論;リスクをとってリターンを高める;行動ファイナンス学派の新たな挑戦;「スマート・ベータ」と「リスク・パリティー」―新しいポートフォリオ構築方法)
第4部 ウォール街の歩き方の手引(財産の健康管理のための一〇カ条;インフレと金融資産のリターン;投資家のライフサイクルと投資戦略;ウォール街に打ち勝つための三つのアプローチ)

著者等紹介

マルキール,バートン[マルキール,バートン] [Malkiel,Burton G.]
1932年生まれ。1964年プリンストン大学経済学博士。同大学経済学部長(74‐75、77‐81)、大統領経済諮問委員会委員(75‐77)、エール大学ビジネス・スクール学部長(81‐88)、アメリカン証券取引所理事等を歴任。世界的な投信会社バンガード・グループなどの社外重役としても活躍。現在、プリンストン大学名誉教授、ウェルスフロント・インクチーフ・インベストメント・オフィサー、リバランス社投資アドバイザー

井手正介[イデマサスケ]
1942年生まれ。一橋大学商学部卒。野村総合研究所入社。ペンシルベニア大学ウォートン・スクール経営学修士(MBA)。野村総合研究所、野村マネジメント・スクール研究理事、青山学院大学ビジネススクール教授、(有)マネジメント・デベロプメント・インク代表、(株)クレスコ取締役監査等委員等を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

にゅ

35
第11版は3年半前、投資を始める前に読んだが、今回は前版を読んだ当時よりも内容がスラスラと理解でき、成長している実感がわき嬉しい。本書ではいくつかの項目が新規追加されており、特に、スマートベータとリスクパリティーについては、市場平均のリターンを維持しつつもインデックスファンドよりリスクを低減させられる可能性が指摘されており、なかなか注目。また、今になって思えば、不動産投資についてもインフレヘッジの力強さはかなり魅力的。人口減などの懸念点は残るが、REITの保有は検討に値すると再考するに至った。2022/05/28

mintia

17
インデックス投資の素晴らしさにびっくりした。テクニカル分析で勝っている人はいないらしい。2020/08/21

すしな

16
149-19.株だけでなく投資全般的にわかる本です。日本とアメリカとでは制度的に違うものもあるかもしれませんが、いろいろな投資商品の本質的な部分が分かります。投資とは、上がるか下がるかの2択ではなく、どれだけのリターンを見込んでどれだけのリスクをとるのかを考えて、いろいろ混ぜて分散していくというのが分かったらやれそうな気がしてきました。まずはどれだけのリスクを取れる確かめるために自分が置かれている状況を見極めないといけないなと。2019/11/06

あつお

15
長期投資の成功法則。 本書は投資における失敗例と成功ノウハウを紹介している。主な内容は①バブル、②分析の虚無、③成功法則。①投資の歴史には、株価が本質的価値以上に、熱狂により高騰する瞬間がある。中身の無い価格高騰に注意。②数々の分析手法はランダムと同等か、それ以下と証明されている。③投資においては長期目線が重要。「今後5年も成長を見込む」、「株価が本質的価値以下」、「投資家が成長に関するストーリーを思い描ける」の3つのルールを意識して投資する。バイアスを排除して、淡々と投資を続けたい。2023/06/05

とみやん📖

14
株式投資の分野では不朽の名著と言われるが、とても長い。さらには米国の事情に通じていないとなかなか理解しがたい箇所も多い。インデックスファンドが最も良いという結論は、「敗者のゲーム」と一緒。バフェットも認めるところであり、凡人はインデックスファンド一択ということなのだろう。付箋だらけになってしまったので、しばらくしてからまた眺めたい。2024/06/22

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