内容説明
天界の血と影の国で、ようやく再会を果たしたパリスとシエナ。だがそれはぎこちないものだった。神に幽閉され、怯えていたシエナは、パリスが命がけで助けに来てくれたことに驚きを隠せなかった。騙されていたとはいえ、彼女は罪のないパリスを罠にはめ、傷つけたのだから。後悔と彼への募る想いを抑えきれず、シエナは体が弱っていくパリスのために身を差し出そうとする。だが、パリスに冷たく断られ、シエナは愚かな自分を罵った。彼には憎まれているに違いないのに。憎しみ合い、傷つけ合い、求め合うふたりの運命の行方は!?
著者等紹介
ショウォルター,ジーナ[ショウォルター,ジーナ] [Showalter,Gena]
NYタイムズベストセラー作家。パラノーマル・ロマンスを始め、コンテンポラリー・ロマンスやヤング・アダルトの分野で活躍
仁嶋いずる[ニシマイズル]
翻訳家。1966年京都府生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mum0031
2
元ハンターのシエナと、暗黒の戦士のパリス。 絆を結び、秘密の結婚をした二人。 シエナは霊の為、実体が見えずパリスの精神状態が疑われる。 希望の番人ガレンと悪魔のレギオン・破壊の番人ケイン・病の番人トリン・悲嘆の番人カメオ・天使ザカレルが、どんな恋に落ちるのか? 2017/08/16
黒崎ディートリッヒ
2
天界に囚われ幽霊となった<怒り>の番人シエナは、<淫欲>の番人パリスが彼女を助けに来たことに驚きを隠せなかった。かつて自分を憎んでいたはずの彼が、まさか救出のために現れるなんて。 男女問わず見るものを虜にする男にも、ただひとり最も愛した女がいる。パリス編完結。不死身の魔物と女幽霊の恋、ってやっぱり色々斬新だと思います。 サブキャラたちの活躍も良かった。で、どうしても気になるのはウィリアムとジリーの関係。ウィリアムって、人外だけど外見は20代?ですよね。だったら10代のジリーと恋をしても別に問題ないのでは?2014/05/27
まみ子
2
序盤から苦しい恋のパリスが幸せになって、ホッとしたのもつかの間。ガレンやウィリアムの恋路が気になって、ますます目が離せない!何気に一番楽しんでるのは巻末にあるウィリアムの対談だったりするけど。2013/07/14
くまた
1
オリンポスの咎人シリーズ9-2。ラストのご都合主義もここまでくると…なにそれって感じ。そこかしこで今までの前提崩れてるし、そこら中に伏線落として全て未回収。シリーズ内である程度完了させる気はないのだろうか。続編未翻訳?とも思ったけどクロノスもハンターもいなくなってるしな。レア死んでも本望なら自分で首切り落として自殺すればよかったじゃん。見えない人は触れない筈なのにレギオン縄切れるし、ルシアン急に1度に一人しか運べなくなったと思ったらその後でハンター2人連れてくるし「え?」がそこら中にあってわけわからん。2017/09/16
まめもち
1
オリンポスの咎人92015/06/13
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- 和書
- 清原和博告白